八重桜呼び交はす声響きをり ひよどり 一平
(やえざくらよびかわすこえひびきをり)
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今日は雨だが、昨日はいい天気だった。
休校日の子供たちが公園に群がったいた。
幾つかの家族が一つになって昼のご飯。
「三密はダメ」と言っても、子供達には通じない。大喜びで騒いでいる。
八重桜呼び交はす声響きをり ひよどり 一平
(やえざくらよびかわすこえひびきをり)
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今日は雨だが、昨日はいい天気だった。
休校日の子供たちが公園に群がったいた。
幾つかの家族が一つになって昼のご飯。
「三密はダメ」と言っても、子供達には通じない。大喜びで騒いでいる。
たんぽぽの絮や新たに友ひとり ひよどり 一平
(たんぽぽのわたやあらたにともひとり)
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9千歩ほどを歩いた。少し疲れた。昨夜の寝不足が祟ったのかもしれない。
寝についたのが遅かったわけではなかった。下肢にだるさを感じて、夜中に目が覚めてしまったのだ。近頃はよくあることだ。
それから本を読んだりしたので、爽快な起床とはならなかった。
遅い朝食を摂った後、カメラを持って散歩に出た。この頃、カメラを持たずには散歩に出られない。なんとはなしに、時間の浪費に思えるのだ。
その折に撮った一枚が上の蒲公英だ。絮がふたつ首を伸ばし、綿毛を飛ばす寸前にあった。新しい物語の始まりだ。
逢へるまで日数は幾つ柿若葉 ひよどり 一平
(あえるまでひかずはいくつかきわかば)
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非常事態宣言が全国規模となった。
当然のことだ。むしろ、遅過ぎたように思う。
安倍内閣は何によらず遅い。
「船頭多くして舟山に登る」ということなのだろうか。
韓国や台湾より大きく遅れをとった理由は、検査体制の不備だった。WHOから指摘されるまでもなく、はじめから判っていたではなかったのか。保険で受けられるようにするとかなんとか言いながら、どうしようとしていたのだろうか。
政治家をはじめ、関係官界や医療界の実行力の無さを嘆きたい。
多くのノーベル賞人材を輩出しているほどの日本が、如何にも情けないではないか。
チューリップ咲いてソーシャルディスタンス ひよどり 一平
(チューリップさいてソーシャルディスタンス)
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チューリップの球根をばらばらに植え込む人はいない。
ほとんどの人は、ある種の規則に基づいて植えている。
几帳面な人は几帳面に、さほどでない人もそれなりに植えている。
チューリップとは、そんな花らしい。
逢ひたさにたんぽぽの道走りけり ひよどり 一平
(あいたさにたんぽぽのみちはしちけり)
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一目散に走りました。
逢いたさの一心でした。
道の凸凹など、一向に気になりませんでした。