セレソン

2014-05-30 12:25:03 | Daily Life
運動会も終了した 5 月下旬、夜勤明けで『朝の晩酌』を楽しんでいるおいらに長男が言う。
『市の陸上競技会があってね、学校選抜の最終選考に残ってるんだけど…。』
『うん…けれど、何だい?』
『サッカーの練習で使うはずのグラウンドを(陸上の)練習で使われちゃうからヤなんだよね…それに陸上ってただ走るだけじゃない?面白くなさそう。』

如何にも長男の性格。
ひとつ『これ(サッカー)』と決めたこと以外には興味がない…サッカーが面白すぎて、野球なんてルールも分からないし、キャッチボールもおぼつかない。
…まぁ、そのサッカーもヘタクソだし、戦略・戦術面の理解度も決して高くねいけどね。

でもその話、おいら的には、折角のチャンスを生かしてほしいなぁ…と。
他の競技に触れる、しかも運動会レベルじゃない、全市から速いヤツらが集まるとどうなるのか?
違う世界を見る絶好のチャンスだし、この先で長男がサッカーを続ける(と、本人は言っている)としても、ストロング・ポイントとしての走力を磨くチャンスでもある。
捨ててしまうなんてモッタイナイ…自分を上に導く絶好の機会…誰もに与えられるわけじゃない。
仮に断れば『まだ陸上の練習、終わんないのー?』ってブーたれながらグラウンドでだらだらサッカーの練習が始まるのを待っているだけだろう。

『なぁ、嫌がってないでやってみな。出たくても出られない人が殆ど、この先サッカーを続けるにしても「損」になることはひとつもないと思うぜ。』
と、おいらの考えを言い、長男を説得する。

レベルが高い意識が高い集団の中にいると、それが普通になっていく。
『上の世界』が手が届く範囲であるならば、参加するべき。

折角『来い!』と誘われてるんだし、それに参加することで減るのは『遊び時間』くらい…サッカーも続けられるしな。
1 ヶ月ぐらいやってみても得はあっても損はないハズ。



その気になった長男、『陸上用のシューズが要るんだって…』って。
『心配するな、買ってやる…最終選考で落ちるなよ。』

そんな会話の早朝、朝酒が美味い。

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