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今年の阪神タイガース(土井卓美)

2014年07月27日 11時44分16秒 | Weblog

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昨年は後半に失速して巨人の独走を許し、セ・リーグを面白くなくした元凶として批難されファンを失望させた阪神タイガースでしたが今年はどうでしょうか。

今年も順調な滑り出しを見せましたが、セ・パ交流戦に入ると途端に勝てなくなり、それまでの貯金をほゞ吐き出してしまい、去年の二の舞かと思わせました。
ところが7月からの後半戦になるとまた調子を戻してきて首位に迫る勢いです。
何故去年と違うのか?先ず衆目の一致するところは大金を叩いて獲得したクローザーのオ・スンファンと4番のマロウ・ゴメスの両外人が十分に機能してチームに柱が出来ていることです。
3番鳥谷の攻守に亘る活躍も大きな要因ですが、彼に関しては昨年との差がそれ程顕著であるとまでは言えません。
特筆すべきは1番・2塁手の上本です。
西岡の怪我で出場機会を掴むや持ち前の身体能力と根性で一気にレギュラーの地位を奪い、リードオフマンとしての活躍は目を見張らせるものがあります。
もう一つ意外な大きさで貢献しているのがルーキー捕手の梅野です。
まだまだ下手で打率も良くはありませんが、一所懸命やっている姿と元気さは活力剤となって、これまでに無かった清新さ、すがすがしさをチームに与えています。
和田采配も左対左、右対右、成功例などに拘りすぎる嫌いはありますが、梅野を固定するなどかなり思い切ったことが出来るようになり合格点の評価でしょう。
巨人は強過ぎますが争って、争って最後には格好をつけてもらいたいものです。