日本の実家は遺言書なぞなくて父が亡くなった時は全て母に 母が亡くなった時は子供達に財産は相続されトラブルなくスムーズに終えた。しかし カナダでは弁護士を立てて遺産相続や延命治療の拒否についてを 遺言書:ウィルとして作ってる人が多い。気になる弁護士代は 内容によって細かく加算されるがうちの場合、12 パーセントの消費税も入れて2000ドルくらいだった。 🤭🤭
なぜしっかりつくっておかなきゃならなかというと あやふやにしてると税金やら何やらで国にガッポリ取られてしまう恐れがある様だ。なくなった人の名義だけで口座や家を持ってると口座が凍結されすごく大変らしい。
その対策でジョイントアカウント、ジョイントタイトルとかで権利を共有してると自由が効く。
カナダではコモンローも結婚も全く同じ法律が適応するのでコモンローだからこれは出来ないとかいうことはないとの弁護士の話。また市民権がなくてもPR永住権があればOKと。
老人の多い町なので延命しないでほしいと遺言書に書く人が多いが病院は命を守る場所なので入院すると治療が始まりトラブルが発生してる。延命拒否だけではぼんやりしてるので人工呼吸や心臓マッサージ 胃のチューブ挿入拒否のみならず点滴拒否、抗生剤投与拒否、食事介助は拒否と細かく拒否内容を遺言書に書く様になってきた。弁護士はその細かい内容をすでにプリントで準備してて、これは参考だけど付け足しはないか?との弁護士に聞かれ日本の母が老人病院に入った時の話をした。
日本で胃のチューブ拒否で十分だと思ってたらポートという元々癌患者に使われてた技術を高カロリー輸液用にし高齢者の延命に使われてたから高カロリー輸液を拒否するって項目も入れたよ。これで自然の木が枯れるのと同じ様に死んでいけるのかもしれない。
1時間足らずの会話であったが勉強になったよ。