水曜日の息抜き（１７）

１軒目の勘定が予想よりちょっと安かったので、２軒目のバー「Ｄ」へ。先客１名で、私は窓側の端の席に座る。

１杯目はいいづなアップルブランデー・ブランシェ・ふじ＆高坂りんごにしよう。

　

ふーん、いいじゃない。一般的なカルヴァドスより、そこはかとなく和風りんごの味がする。

２杯目はマノックモア12年カスクストレングス（ＡＤラトレー）。これはカスクストレングスだけあって（アルコール度数が高い）、喉の奥がポッと温まるような、なおかつ複雑な味わいがする。



３杯目はちょっと高いニッカ・ザ・グレーン（ディスカバリーシリーズ）。なんと５工場７グレーン原酒のウイスキーをブレンドしたものなのである。当然、穀物の味わいがあるのだが、その一方でフルーツのような香りもするという不思議な傑作。ニッカのポテンシャルを世に知らしめる、こういうウイスキーがもっと出てほしいものである（写真撮り忘れたみたい）。

というところで、この水曜日も良い感じに終了。

水曜日の息抜き（１６）

さあ、今週の水曜日も無事に仕事が終わった。一週間にリズムを作り出すためにも、飲みに行かなくてはいけない（という謎の理屈）。

あちこち迷いながら、結局は２月初に初めて訪問した寿司屋「Ｔ」へ。まだ時間が早いので１番目の客となり一番隅の席に座ることになったが、今日は予約が何組か入っているみたいである。

まずは白鶴の冷酒を頼み、謎の酢味噌和え（ホタテなのか、タコ頭なのか）で始める。



前回同様、刺身の盛り合わせを１人前で注文した。やってきたのは、手前列がサーモン、平目、ボタン海老、しめ鯖。奥の列がマグロ、イカ、タコである。ちょっとずつ、この種類数になるのが嬉しいではないか。



いつか常連になったら「サーモンは抜いて」って言おう（美味しいかもしれないが、あまりそそられない）。美味い刺身を冷酒でやっていると、予約客が訪れ始め、前回来た時とはかなり違う賑わった雰囲気になってきた。

隣の年配客はホタテとホッキを刺身にしてもらっているなあと思いながら、合間をぬって、前回と同じく上寿司を注文である。



こちらは手前列が穴子、海老、ホッキ、とびっこ、イクラ。奥列はイカ、マグロ、平目、サーモン、カニと来た。前回からの変更はホタテ→ホッキ、ブリ→穴子か。ホタテも美味いんだけど、私はホッキの方が好きだ。そして穴子は好物なので実に嬉しい。

賑やかなのもほどほどで悪くなく、今日は前回より満足度が高かった。



また、寿司屋さんに来る時は、ここに来てみよう。