本日は本を返さなければならないので雨の中やむなく外出。傘をさすほどでもないかな~、と歩いているうちに、洋食の「S」が混雑していなさそうなので入ることにした。ここ、夜にまた行こうと思っているんだけど、なかなかタイミングが合わないのよね。
中に入ってみると、思いがけず先客4名。席にはまだまだ余裕があるので、一番奥の席に座ることにした。最近ランチのパターンが変わり、パスタとデザートを選んで、それにいろいろついてくるコース型式になった模様。注文を済ませてから、サラダバーにサラダを取りに行く。
まずは第一弾、こんな感じ。ここは野菜すりおろしのドレッシングが美味しいのと、香草風味パン粉が置いてあったのでかけて見ると一味コクが出る感じになった。
続いて、軽いおしのぎというかフォカッチャが出てくる。
前菜は謎だった。左上の揚げパンのようなものには辛めのサルサソースが添えられている。右上のピンクのムースのようなものに緑色のソースは食べてみても素材の想像がつかない。右下はなぜか緑色のマッシュポテトと紫キャベツ。ええ、もちろん、いずれも不味い訳ではない。何を食べているのかが私には分からんのだ。
メインに向けてもう一回サラダを取ってくる。今度は豆を入れて、ジンジャーオレンジというこちらもオリジナルのドレッシングを使う。風味が変わって、これまた美味い。
今日のメインは週替りパスタのホタテ・アスパラのビアンコ~カラスミモザ~。カラスミの黄色をミモザに見立てたのであろう。
早速食べてみると、思ったより濃厚な味。ホタテとアスパラは淡泊だが、ソースにベーコン、アンチョビの味が出て、それがカラスミと相まってなかなか魚っ気が強い。ソースはしっかり乳化していて、麺へのからみが良いが、ちょっと私には味が濃いかな。
というところで、締めは大人のティラミス。上に刺さっているスポイトにはマルサラワインが入っており、好みに応じて追い掛けするとのこと。今日は酒を飲んではいけない日なのだが、これは酒に入らないだろう。調味料だ。
マルサラワインで生地を湿らせると、これは完璧。ひときわ美味かった。そしてホットコーヒーで締める。
非常に充実したランチになったが、腹が一杯だ。私の場合はフォカッチャは無くても良いかもという感じがするのだが、基本、腹を空かせて行かないとならないなと思った。
図書館に行き、外に出るとほぼ雨はやんでいた。