散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

逃避行(9)

2023-07-01 21:40:51 | 食べ歩き
ストレス発散といったら、食べて発散する人も多かろう。そういうわけでもないが、締めに「S」に行き、牛丼小+味噌汁+生卵のセットを注文。



それほど罪悪感なく、欲求が満たされていく…。



ということで、琴似に帰ってきた。1日自由に過ごして少しは気分も良くなったが、来週も様々なしがらみは続く。

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逃避行(8)

2023-07-01 19:55:51 | 飲み歩き・すすきの周辺
逃避と言ったら酒だよね。酒はそこそこ金もかかるし、健康的な効果はほぼ無いらしいから(少量でも悪影響があるという研究結果も)、実益はほぼ無いに等しいと思うが、まあ精神的な逃避のための効果はあるよね。

ということで、ここも久しぶりになってしまったバー「N」へ。夏のフルーツが出始めており、桃とスイカで悩んだものの、ここはベリーニにしよう。



桃とシャンパンに間違いなし。

2杯目はスタンダードカクテルシリーズから雪国。今の季節は全く雪とは関係ないが、まあ良かろう。



3杯目はグレンモーレンジ12年バーボン&シェリーカスク。程よい刺激のあるウイスキーであった。



結構、飲んだ気がするな。
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逃避行(7)

2023-07-01 19:05:37 | 飲み歩き・すすきの周辺
結構混雑したバスで札幌へと向かう。西4丁目で降りて、すすきのへ。札幌の街中は人出が多い。果たしてどうだろうと、久しぶりになる小料理「S」に行ってみたら、先客1名だった(後客1名)。いつもの隅の席に座り、湿度が高くなっていることもあり、ビールでスタート。



通しは枝豆とエビトースト。ちょっと腹が減って来たから、これで一息付けるね。



では久しぶりにお任せ盛りをつまみにしよう。今日は鴨ロース、梅なめたけ、牡蠣のオイル漬け、紫キャベツのコールスロー、マグロトリュフ醤油という5品である。



ここで、日高見の冷酒を合わせて食べると、牡蠣のオイル漬けがことのほか良かった。マグロトリュフ醤油は美味いけど、トリュフの香りがマグロに勝っており、惜しくも均一的すぎる味になってしまっていた。

「買ったやつですけど」ということで、塩辛と黒づくり。これには日高見の本醸造を燗してもらう。さすがに相性がピッタリだ。



そして軽くアスパラおひたしでもと思ったら、「品切れでーす」と言いながらその場で作ってくれた。これはなかなかいいですね。



一旦落ち着いたところで、次に行こう。
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逃避行(6)

2023-07-01 15:55:47 | 食べ歩き
時間調整で小樽駅へ。改札前のホールでは小樽駅舎などのパネル展が開催されていた。この駅舎が出来てから、90年経つんだものね。





そして駅に併設されている喫茶店「KS」へ。アイスコーヒーを飲んで休憩だ。



時間帯のせいか徐々に客が居なくなり、とても静かに過ごすことが出来た。

この後、バスで札幌へと向かう。次に行く場所の関係上、列車よりもバスの方が都合が良いのだよね。
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逃避行(5)

2023-07-01 15:23:09 | いろいろ写真館
小樽市総合博物館から小樽駅に戻る時に、これまで歩いたことのない道を通ってみた。

なかなか本格的らしいカレー店。



小樽の中でも私が普段行くエリアはあまり観光的ではないのだが、この辺はさらに寂しい雰囲気かも。



この温泉も閉業してしまっているようだ。



小樽の老舗餅店が最近いくつか閉まったという話を聞いたが、ここは営業中のようだ。



基本予約制だが、タイミングによっては入れるかもという老舗寿し・仕出しの店。



その隣の雀荘もやっているのか。



この理容室は営業していた。



昭和32年創業、焼肉と書いてありながら焼鳥の店らしい。小樽って、奥が深いわ。



呑み処兼たこ焼の店。昼から飲めそうだ。



非常に興味を惹かれる店の傍ら、廃墟っぽいところも多い。





この市場もやっているのか?





2018年に閉業になったという話もあるが、逆サイドから見たら明かりがついているようにも見える。



新市場も2021年に閉業しているらしい。



今度は本当に焼肉店らしい。



そして有名チェーン居酒屋は「休業中」なんだとか。このままフェードアウトか…。



写真で見ると大したことがないが、目で見ると恐ろしいほどの急坂だ。



両手が振り子のように動いている理美容広告看板。



創業101年らしい、食堂的蕎麦屋さん。これは行ってみなくては。今日の街歩きだけで、行ってみたい店を何軒も発見してしまった。



これまた渋い洋菓子店。



この辺「急傾斜地崩壊危険地区」なのだそうだ。



すぐ奥に岩山があるもんね。



ここは営業している感じが無いな。



そして街角の榎本武揚(多分)。



ということで、小樽駅に戻ってきた。

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逃避行(4)

2023-07-01 14:43:09 | 美術・アート
小樽市総合博物館の手宮口から入る。いつもと違うコースをたどって博物館を目指したら、初めて見るものがあった。



そういえば、裕次郎記念館が無くなったときに、ロールス・ロイスをこちらに移設したという話があったな。


→車に興味がないので、写真が粗雑である。



■小樽市総合博物館本館「放課後の寄り道-小樽市青少年科学技術館の60年」。私は幼少期を千歳で過ごしているのだが、こういう施設は無かったと思う。あったら、もう少し科学に目覚めていたかもしれないのに。

在りし日の科学技術館と取り壊し(2007年)の様子。



プラネタリウム用の星座スライド。ちなみに総合博物館には現在プラネタリウムがちゃんとある。



アマチュア無線機が展示されている。以前書いたかもしれないが、ここに掲げられている「JA8YAA」というコールサインはスゴイのである。先頭の「J」は日本を表しており、2桁目の「A」はその中でも最初に使われた文字である(ちなみにその次はなぜか「H」が使われた)。3文字目の「8」は北海道を意味し、4文字目の「Y(とZ)」はクラブ局(個人ではなく、団体としてコールサインを持つことができる)を意味する文字である。5、6文字目が「AA」であるから、このコールサインは北海道のクラブ局の中で一番古いものであることを表しているのである。



アイボ(右)は愛称「タルボ」となったそうだ。



科学雑誌コーナーがあったが、私も「天文ガイド」は愛読していたなあ。



という感じの展示であった。



常設展示コーナーに太陽系の惑星模型があった。



ここでは、いまだに冥王星も惑星仲間として扱われているのかもしれない。



帰りは再び手宮口を目指すが、相変わらず霧雨が止まない。

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逃避行(3)

2023-07-01 14:14:54 | 美術・アート
■小樽芸術村旧三井銀行小樽支店「浮世絵にみる愛のかたち」。久々にアンケートにがっちり意見を書いてきた。この旧三井銀行小樽支店でコレクション展を見るには1000円かかる。重文になった建物+プロジェクションマッピング+展覧会であれば1000円というのは妥当な気もするが、私は10回以上来ていると思うので、正直なところ展覧会しか見ない。そうなると、妥当な金額は以前そうだったように500円という気がするのだよなあ(セコイか?)。

また、小樽芸術村の会員になると入場割引が適用になるのだが、その割引は四館共通券にしか効かないのである。まあ、あまり仕組みを複雑にすると入場時に手間取ることも考えられるが、1回きりの観光客だけではなく、リピーターのために年間パス(以前はあったみたいだが、今はホームページにも記載がない)とか、リピーター割引とか作って欲しいものである(といった趣旨のことを書いた)。



ちょっと歩いて、先に小樽市総合博物館運河館へ。



■小樽市総合博物館運河館「小樽の四ヶ散米行列-まちゆく歩みに想いをのせて」。「四ヶ散米行列」とは17世紀ころに始まった松前神楽から派生した民俗芸能である。「四ヶ散米行列」は奥尻では1962年頃、小樽では1990年頃(つい最近だね)に始まったのだそうだ。

当初、踊り手4人が薙刀、弓矢、刀、剣を持って踊っていたのだが、薙刀は「長さがあって危ない」、「弓も危ない」ということから、現在は4人とも「剣」を持って踊ることになっているとのこと。



また、装束についても最初は草履をはいていたが、子どもから「草履は大変」という声があって地下足袋を使うようになり、さらに経済的な理由から普通の靴を履いて踊ることになったのだとか。



非常に現実的というか、夢やロマンが無いというか、古典芸能の継承はかように難しいものである。



さて、博物館の本館にも行くことにしよう。



以前撮影したことがあるが、「赤い靴 親子の像」を撮影。





正部家一夫「冴返る運河多喜二も整もかな」という句碑。



公園横の大きな倉庫が休憩所となっていたが、小雨の今日は誰もいない。



今も使われているのかどうか分からない倉庫の換気扇が風にくるくると回っていた。

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逃避行(2)

2023-07-01 12:28:44 | 美術・アート
残念なことに昼食をとって外に出ても霧雨だ。諦めて、まずは近いところから行こう。

■小樽市民ギャラリー「“#小樽暮らし”真柄利香写真展」。
「息を吹き返す」:ライティングが施され、蘇った倉庫。やっぱりこのお姿が目に付く。



「ぼた雪」:小樽運河と雪。



■小樽市民ギャラリー「小樽運河100年記念企画 Collectionストーリー③羽山雅愉の見つめた運河」。
「青い月」:こちらも運河沿いの倉庫を描いた作品を取り上げてしまった。





■市立小樽美術館「はっきりと貴方の眼でみる〜中村善策の写生と写実〜」。
「新緑展望」:濡れ濡れとした緑を描いた小品。あまり見た記憶がないかも。
「海港夕景」:前回来た時も気になった作品。山と緑、運河を丸く大きく描いた、画面いっぱい小樽風景という作品。初期作品最後の大作と言っても良いのではないだろうか(1939年の作品)。

■市立小樽美術館「幻視者一原有徳の世界24 潮見台の出会い~福井貞一・河野薫・宮川魏」。
福井爽人「干物」:とてもあっさりした写実の干物。こういう方が好きなんだよな。
宮川魏「牛」:暗く、キュビスム的な版画。
斎藤清「会津の冬」:彼自身が作成した年賀状が何枚か展示されており、これを貰ったらさぞかし嬉しいだろう。

■市立小樽美術館「追憶の歌 日本画家 福井爽人」。どうも、私には甘口過ぎて、ケーキだけを食べさせられているような気がする。



3階で紹介されていた福井貞一は福井爽人の父なのだが、梅沢富美男の従兄弟なのだそうだ。その梅沢から花が届いていた。

なお、今回初めて1階にあるミュージアムショップ「小さな旅 JOURNEY WITH FRIENDS」に行ってみた。売っているのもなかなか素敵なものがあったが(一原有徳の版画1万円か…)、これまで見たことのないこの建物の一面を見ることが出来て、新鮮だった。ショップの2階は電話交換室だったそうで(今日は過去の図録販売をやっていたので入れた)、素晴らしい造形の細長い扉があるのだ。また、2階に上がるための階段のデザインもスタイリッシュな感じがする。
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逃避行(1)

2023-07-01 11:43:53 | 食べ歩き
週末になり、葬儀以降に出来ることが一旦無くなった。そんなタイミングで何もかも忘れて逃避行したい。

ということで、ぶらり小樽にやってきた。どうも観光シーズン大爆発らしく(逃避行感ないね)、行きのバスは結構混雑していた(その1本前のバスは割と空いていたように見えたけどなあ)。小樽に到着し、天気予報は曇りだったのだが、結果的に終日霧雨の一日であった。



最初に小樽市総合博物館に行こうと思っていたのだが、霧雨を避けて昼食をとることにした。駅から東方向に歩く。



結局、のんびりできそうな古典的喫茶店「C」へ。今日のランチメニューを注文。



今日のランチはミートドリア風パスタであった。夜のことを考えると、ちょっと重かったかな。



ポテトサラダが付いてくるが、さっぱりするにはキャベツサラダの方が良かったかも。普段ならどういう味付けなんだろうと思う薄いスープがこの場合、相性がよいのである。

そしてついランチセットにしてしまうのは、デザートが付くからなのである。今日はアイスとプリンの2択から、自家製プリンを注文。昔風のしっかりした固さのプリンである。



そして今日はこれまでで一番コーヒーが美味しい気がしたね。たまたまなのか、開店してすぐに行ったから、落としたてのコーヒーだったからなのか。どっちでも良いが気持ちが落ち着いた。

周りの常連年配軍団は結構ビールを頼む人が多いようだ。お元気で何よりである。

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2023年6月のまとめ

2023-07-01 06:19:29 | 日記
【6月】
行った美術館、ギャラリー数=47。葬式出したからしょうがないよね。
読んだ本=38冊。少ない。
買った本=22冊。今年は最低新記録を作ってしまいそうだ。
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