散歩日記XX

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こんな盛り合わせを出してどういう気なんだろう

2023-07-21 19:51:09 | 飲み歩き・琴似界隈
無事に今週の仕事も終わった。周りの人たちは帰る雰囲気がまったくないのだが、私だけ先にお暇して、南方面へ歩く。久しぶりに札幌駅近くで仕事を終えたので、1回行って良かった居酒屋を再訪しようと思ったのだ。しかし…



「がーんだな…出鼻をくじかれた」(←と書きたかっただけ)。臨時休業だそうだ。じゃ、琴似に移動しようということで、ちょうどラッシュピークの地下鉄で琴似へ。

いつもの安心していける居酒屋「D」である。ビール小と通しのマカロニサラダ(コーン、胡瓜、かまぼこ入り)でスタート。



いつも通り刺身の盛り合わせを頼んだら、エラいのが出てきてしまった。普段にもまして豪華な盛り合わせは、上から時計回りでニシン、フクラギ、平目の縁側昆布締め、カツオ、生ミンク鯨、しめ鯖、赤エビ、タコ頭という8品。たまらず、魚に合うという阿部勘純米吟醸の冷たいのを注文。





今日は季節外れにも思えるニシンがとてもよく、脂ののりはイワシに近いものを感じるくらい。フクラギもソフトな舌触りで意外な良品。カツオと鯨の競演も嬉しい。そして日本酒に合うのは平目の昆布締めだな。この盛り合わせが1000円しないのだから、マスターの正気を疑う(いや、サービス精神なのだろう)ところがあるね。

自家菜園で取れたという胡瓜と辛子味噌。久々に食べた瞬間「パリッ!!」と音のする胡瓜だ。



酒を広島の寶劔純米に切り替えて、食べられる雑草の最高峰ともいわれる、スベリヒユのお浸しを注文。



何となくこの野草的なものを食べたくなる。



そして、グループ客が増えてきたところで、締めはパテ・ド・カンパーニュ。ハーブやマスタードを合わせて、変化を付けながら食べる。



飲むのはレダイグ・シンクレアシリーズ・リオハカスクフィニッシュ。この甘い味わいはたまらないものがあるが、香りをプンプンさせていたのが、メタモルフォシス・ニューボーン・メイドフロムUKモルト120日熟成である(左側の瓶)。



長沼のMAOI蒸留所で熟成された60度の英国産原酒で、裏側を見ると「MEMBERS ONLY」と書いてあるな。これは良いものを味見させていただいた。しかし、日本のウイスキーがこの先安く手に入るようにはならないんだろうなあ。

外に出ると気持ちの良い天気だ。



今日の酒もつまみも美味かった。



少し歩くと、西の方に三日月(いや、二日月かな)が出ているのが見えた。

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