散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

20210327ギャラリー巡り

2021-03-27 15:23:39 | 美術・アート
本日は新さっぽろ→SCARTS→SONY→さいとう→スカイホール→三越→ライラック→オマージュ→富士フイルム→エッセ→大丸の11か所。

午前中から暖かい予感のする中、うっかりコートを着て出発。



■新さっぽろギャラリー「Last One」。新さっぽろギャラリーは3月29日で閉館のため、これがタイトル通り、最後の展覧会となる。



それぞれ皆さん素敵な作品展示であった。



■SCARTS「Think School 2020 卒業制作展」。
西理沙「こっち」:チュロス? とピザをカットして、いずれも大きな方をいきなりかぶりつくという映像作品。「こっちを食べるのかよ!」というツッコミをさせるという趣向であろう。
伊藤妹「紡がれる」:故郷の函館が子供の頃は田舎臭く思われたが、故郷を離れてみるといろいろと素敵なところが見えてくるという写真作品。まったくの部外者から見ると、函館駅前に新しい飲食店街ができるなんて函館の魅力を消すものとしか言いようがなく、古い街並みを残してほしいのだが、それもまた勝手なわがままなのであろう。

■SCARTS「バイオの大きさ/未来の物語」。テーマの方は全くよくわからず。



久野志乃「飛ぶ鳥の速度で世界はすぐに進化する、変化の海を見つめる純粋な物語、虫達の計画のためのメモ。」:というタイトルの作品だと思うが、私が久野志乃について書くときにいつも触れる「物語性」ということを間違いなく追及しているのだろう。

左半分。


右半分。


作品全体をトレーシングペーパーが覆い、そこにも画と文字が書かれている。



■さいとうギャラリー「劉晶晶展」。中国からきて北大で美術を学んだ人の展覧会。日本画と油彩の両方をやっているとのこと。

■ギャラリー・オマージュ「デストロイ屋 孤独のマルシェ」。獣神サンダーライガーティッシュケースや、ロメロスペシャルを描いた小物入れなど。面白いけど、さすがに使わないなあ。
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贅沢な昼食(13)

2021-03-27 12:19:35 | 食べ歩き
本日は昼前に新さっぽろに行ったものの、空腹感がまだそれほどでもないために大通まで戻ってきた。さて、どこで何を食べようかと思ったが、気の向くままにデパートの食堂街に行き、店を眺めているうちに「T」寿司に吸い込まれることになった。カウンターは落ち着かない気もするが、ちょうどよい2人掛けのテーブル席があり、そこに着席。

メニューを一応眺め、桜ちらしを注文。ついでに愛知県の初代栄蔵を燗で注文。先に燗酒と茶碗蒸しがやってくる。



燗酒は少々熱すぎ(お姉さん、頼みますよ)。茶碗蒸しは椎茸、筍、かまぼこと具は貧弱だが、出汁の香りがいいし、玉子の滑らかさが素晴らしい。割とすぐに出てきたのだが、良くこんな短時間で、この仕上がりで出せるね。

茶碗蒸しを食べたところで、生ちらしが到着。上に載っているのは、サーモン、ホタテ、ホッキ、イカ・イクラ、甘えび、しめ鯖、マグロ(赤身、トロ)、ブリ、穴子、玉子、桜デンブ、キュウリ、椎茸煮、蓮根、生姜といったところだったかな。



上の魚をつまみ、ご飯もちょいちょい食べながら、やっと程よい温度になった燗酒を飲む。これは具材が豊富で楽しいよ。普段なら椎茸なんかは魚をけちるために入れてるんだろうと思いがちだが、これだけいろいろあると「酒の肴にちょうどいいな」と思えてくる。セットの海苔の味噌汁は非常に熱く(熱すぎではない)、ちょっと味を見てから蓋をしておき、終盤になってから飲みほした。



全体的には、桜でんぶ(食べにくいし、賑やかしなだけでしょ)と少し〆過ぎのしめ鯖だけが気になったが、非常に満足すべき昼食であった。店は私以外の客が7~8名いただろうか。店の広さもまあまああり、非常に落ち着いて昼食を取ることができた。この「贅沢な昼食」シリーズの記事だが、値段だけではなく、雰囲気込みのジャンルだな。

もっとも、店側にとっては客の少なさは困ったことであろう。札幌のデパート飲食店街では、数少ない昔の雰囲気(大食堂が専門店に変わった初期のころ)を残す所である。年配客のためにぜひ営業を続けて欲しい。それから、同じフロアにあった日本料理の店も非常に気になる。あれはいつか行ってみよう。

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20210326最近読んだ本

2021-03-26 23:46:59 | 読書
■「ショウリーグ」上田裕介

■「おかわりもういっぱい」椎名誠

■「肉とめし3」吉田戦車
ヘンな忍者マンガ+肉とご飯もの。

■「裏世界ピクニック6」宮澤伊織
足元がヘナヘナと崩れていくかのような怖さは健在。

■「ウパニシャドの修行 ペリーローダン637」エーヴェルス、フランシス
この修業は後でストーリーに効いてくるのか?

■「詩人の旅」田村隆一
1975年頃の日本のあちこちを旅する話。こういう本を携えて、のんびり旅に出たい。

■「札幌の町中華」ぴあMOOK
町中華と呼んでいい店はあるのだが、東京で見かけるような中華小皿料理の店は無いのよなあ。

■「HO 2021年5月号」
円山と琴似の特集。円山→こじゃれた店多すぎ。琴似→どうも興味が持てない。これは私の新店開拓意欲が薄らいでいるせいだろう。
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年度末進行

2021-03-26 17:05:39 | 食べ歩き
本日は30年以上前からお世話になっている方が退職されるということでご挨拶に。しばし、昔からのネタをお互いに持ち出して歓談してお別れしたが、気持ちは若干しんみりモードに。

その後、私自身も会社の面談を行い、何となく年度末気分である。その後にもう一つ打ち合わせがあるはずだったのだが、相手の体調が悪くキャンセルとなった(連絡が来たので、大事ではなさそう)。今日は週末でもあるし、もう早退でいいかな? 私は勤務時間が一応自由な人なので、仕事を切り上げて本屋さんへ。

まだ空いている本屋さんでは雑誌1冊、文庫3冊を購入し、その足で喫茶「M」へ。ここは結構いい値段なので空いているであろうと思ったら、予想通りに先客が一人しかいなかった。本日のコーヒー、メキシコを注文。



メキシコは苦くなく薄くなく酸味なく、中庸の飲みやすい味であった。茶菓子としてクッキーがついてくるのだが、これがとても美味い。しかし、これだけ美味いということはカロリーの塊であろうという気がする。

静かな喫茶店でくつろいでから、早めの帰宅。

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今日は大丈夫だった

2021-03-24 21:27:56 | 飲み歩き・すすきの周辺
さて、2軒目に急ごう。先週は混雑しているようだったので、回避したバー「N」へ。幸いなことに、今日は先客2名で余裕があった。

1杯目はさっぱりするアクアビットモスコミュールでスタート。



今日は辛子蓮根が登場。結構辛みが強くて、刺激的である。



2杯目はジン+アドヴォカート+ディタのカクテル。アドヴォカート(卵のリキュール)を使うと、何となくヤクルト的な味になる。



3杯目はジェムソンスタウトエディション。ジェムソンを熟成させた樽でスタウト(黒ビールの1種)を熟成し、その樽で改めてジェムソンを熟成させたのだそうだ。味はまあ普通だけど、アイリッシュに私が感じる物足りなさは無いね。



※これまで私はこのウイスキーを「ジェイムソン」と表記していたと思うが、公式ページが「ジェムソン」なので、それに切り替えた。

というところで、1軒目で飲んだ日本酒も効いてきて、次の客も来たので帰ることにする。帰り道はいつものように狸小路を歩いて行くが、西10丁目のひょうたん横丁はもうキツイかもしれないね。ほとんどの店が閉店してしまっているように見える。

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空いている店を選定

2021-03-24 19:56:56 | 飲み歩き・すすきの周辺
本日は打ち合わせ終了後に飲みに行こうと思っていた。打ち合わせが19時前に終了し、すすきの方面へ。普段、私が飲み始める時間よりかなり遅いので、下手なところに行っては、すっかり出来上がった人たちに出会ってしまう可能性もある。

ということで、36号線までやって来て、焼鳥「T」の様子を外から伺うと、ほぼ人がいないようなので入店。右奥に先客2名がいたため、私は左奥に陣取る。1杯目はハイボール、通しはゴボウ煮とカイワレでスタート。以前、サービスで出されていたゆで卵は無くなったようである(無理もない)。



まずはオーソドックスに豚タレ、鶏塩から注文する。ここは3種3本のセットがあるのだが、ちょっと腹が減っているので普通に2本づつのセットとする。先に豚が仕上がってきたが、タレ味にちょいと辛子を乗せると、これが実にうまい。



続いて鶏を食べると、こちらも良い焼き具合である。飲み物は燗酒に切り替える。



次はちょっと仕上がりに時間のかかる椎茸だ。椎茸のエキスにバターと醤油をちょっと落として焼くため、非常に美味い。



さて、今日はスタートが少し遅めだから、一気に注文するか。3本セットで鶏つくね、手羽先、ガツを組み合わせ、豚紫蘇巻き、うずらベーコンも追加。こんなに一度に頼むのも久しぶりだな。



それぞれ個性的でいい味だ。昔に比べると私の好みが変わってきたのか、しばらく前からやけにこの店の味がうまく感じるのだ。

燗酒をお代わりしていると、サービスらしく鮭を焼いたものを出して頂いた。先客2名に私、そしてその後、誰も来ないもんね。



炭火でパリッと仕上がった鮭もまた美味かった。サービスに感謝しつつ、勘定をしてもらい次へ。

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なぜか人が少ない

2021-03-22 18:35:31 | 食べ歩き
週末の土曜日は人出が多かった。日曜日は休養で外出せず、月曜日はやむなく出勤である。

仕事帰りに、とりあえず本屋さんだけは行くかと思って大通まで来たが、妙に人が少なく感じられる。本を1冊購入後、人が多かったらやめておこうと思いつつ、カフェ「CC」の前に来ると、ガラガラ状態。これならよろしいかと思って入店し、今日はココアを頼んでみた。



なぜ、今日はこんなに人出が少ないのか。給料日前の月曜日だからであろうか。なんにせよ、落ち着いてココアを飲み、本を読んでから帰宅。
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20210320最近読んだ本

2021-03-20 23:41:47 | 読書
■「月の下のカウンター」太田和彦
懐かしいスタイルの「居酒屋」座談会も入っていて、楽しめる。

■「名古屋駅西喫茶ユトリロ 龍くんは食べながら謎を解く」太田忠司
2020年にWeb上で連載された小説を文庫化したものとあって、思いっきりコロナ禍の影響が出ている。私は小説の類は文庫本中心(通常、ハードカバーの3年後に文庫になるといわれている)に読んでいるので、まだコロナの影響がストーリーに出ていないのである。

■「O,tone Vol.149」
昼の魚料理特集。

■「サイゼリヤで神アレンジ!」味変レシピ編集部
割と同じものしか注文しないので、あまり参考にならないけどな。

■「東京路上探検記」尾辻克彦、赤瀬川原平
再読。

■「卒業したら教室で」似鳥鶏
2つのタイムラインと作中作から構成される複雑な話だが、読みやすく、かつ青春の名作である。

■「ハロー・ワールド」藤井大洋
非常に納得度の高い近未来テクノロジー小説。スーパーハッカーや人間を超えるAIが出ないのだ。

■「最終人類 上下」ザック・ジョーダン
あらゆる種族が集うネットワーク宇宙。そんな中で、人類は忌み嫌われ滅亡した種族として扱われていた。ところが異星人に育てられた主人公はどうやら人類が出自であるらしい。人類が滅亡した原因は? また、主人公同様に生き延びた人類コロニーはあるのか? 相当面白そうだったのだが、もう一つもの足りんなあ。
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20210320ギャラリー巡り

2021-03-20 16:16:04 | 美術・アート
本日は新さっぽろ→資料館→富士フイルム→らいらっく→三越→スカイホール→さいとう→道新→エッセ→大丸の10か所。

すっかり春めいた中、昼前に出発。写真右側は公園が雪捨て場になっているもので、まだとけ切らない雪がある。



■新さっぽろギャラリー「柴崎康男展」。山の画を中心に、絵画らしい絵画を堪能する。このギャラリーも今月末で閉廊となる。

■大丸画廊「THE HANGA 2021」。かなり若手の作品も展示されており、興味深い。

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今日のギャラリー巡りはいろいろ考えさせられることがあった。

札幌市資料館に立ち寄った時、建物の前に20人くらいの人がいて、誰もマスクをしていない。プラカードのようなものを持っているので、それをチラ見すると、どうやら「新型コロナ陰謀論」に与する主張らしいのだ。慌ててその人たちの間を通り過ぎて館内に入ったが、一見タイトルが「マスク」を展示するかのようである催しが、先ほどの団体の展示らしいのだ。展示室をチラ見すると、マスクが展示されているものの、どうやら主催者らしき人はマスクをしていない。資料館自体は訪問者にマスク着用を求めているので、主催者側がこれでは納得がいかない。主義主張はさておきながら、こういうことなら自分で買った無人島でやってくれ。

続いて、某ギャラリーでは入口すぐに体温測定器があるものの、これがまともに動作したためしがない。私だけかと思っていたら、後から来た人も体温が表示されず、受付の人が「それ反応が悪いんですよ、どうぞどうぞ」と言っていたが、それくらいなら撤去してほしい。邪魔なだけである。

また、別のギャラリーでは手の消毒、体温測定、連絡先の記入をさせつつ、狭い展示室の中で関係者と観覧者2名の計3名がでかい声でワーワー話をし、笑い声を上げていた(マスクは着用していた)。こういうのは、予防の形を踏んでいるだけで、その意味を考えることをやめているとしか言いようがない。まったく不愉快極まりないので、そそくさと会場を後にした。

今日はたまたまギャラリーの話だけになったが、様々なところ(仕事場、飲食店、公共交通機関など)で自ら考えて行動することが必要であると思う。
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割と大人気のお店

2021-03-20 16:10:50 | 食べ歩き
大体、ギャラリー巡りも終えて、疲れてきた。

そうだ、久しぶりにあそこで休憩しようと、紀伊国屋さんから北方向にあるカフェ「c」へ。これまで、夜の会合前の時間調整で立ち寄ることが多かったのだが、今日は昼間に来たので無事にこの店のメインである(と思われる)アップルパイを注文することができた。飲み物はホットコーヒー。これ、150円だからありがたいよね。



私が来たときは2組4名しか客がいなかったのだが、その後、5組ほど来訪。持ち帰りの人もいたが、だんだん混雑してきたので、コーヒーを飲み終えたところで店を出ることにした。何しろリーズナブルさがありがたい店、繁盛しているようで何よりである。
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