散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

喫茶店で落ち着く

2021-03-27 16:20:13 | 食べ歩き
またもや不要不急の外出自粛のお願いが出た札幌市。新さっぽろは先日と変わらない人出であった。大通~札幌駅のあたりも、さほど変わりないように思えたが、札幌市民交流プラザのロビースペース、図書館は空席があり、若干人出が少ないように思われた。

私も歩き疲れて休憩の場所を探したが、街中ではやめておいた方が良かろうと思い、琴似に移動。久しぶりに琴似のカフェ「K」にやってきた。私が一番、落ち着く席には先客がいたが、カウンター席には誰もおらず、そちらに座る。

しばらくメニューを眺めるものの、芸もなく、店名を冠した一番オーソドックスなブレンドコーヒーを注文。



本を読みつつ、のんびりと過ごす。ここは(ほとんどの場合)、騒がしい客がいないのもありがたいところである。
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20210327ギャラリー巡り

2021-03-27 15:23:39 | 美術・アート
本日は新さっぽろ→SCARTS→SONY→さいとう→スカイホール→三越→ライラック→オマージュ→富士フイルム→エッセ→大丸の11か所。

午前中から暖かい予感のする中、うっかりコートを着て出発。



■新さっぽろギャラリー「Last One」。新さっぽろギャラリーは3月29日で閉館のため、これがタイトル通り、最後の展覧会となる。



それぞれ皆さん素敵な作品展示であった。



■SCARTS「Think School 2020 卒業制作展」。
西理沙「こっち」:チュロス? とピザをカットして、いずれも大きな方をいきなりかぶりつくという映像作品。「こっちを食べるのかよ!」というツッコミをさせるという趣向であろう。
伊藤妹「紡がれる」:故郷の函館が子供の頃は田舎臭く思われたが、故郷を離れてみるといろいろと素敵なところが見えてくるという写真作品。まったくの部外者から見ると、函館駅前に新しい飲食店街ができるなんて函館の魅力を消すものとしか言いようがなく、古い街並みを残してほしいのだが、それもまた勝手なわがままなのであろう。

■SCARTS「バイオの大きさ/未来の物語」。テーマの方は全くよくわからず。



久野志乃「飛ぶ鳥の速度で世界はすぐに進化する、変化の海を見つめる純粋な物語、虫達の計画のためのメモ。」:というタイトルの作品だと思うが、私が久野志乃について書くときにいつも触れる「物語性」ということを間違いなく追及しているのだろう。

左半分。


右半分。


作品全体をトレーシングペーパーが覆い、そこにも画と文字が書かれている。



■さいとうギャラリー「劉晶晶展」。中国からきて北大で美術を学んだ人の展覧会。日本画と油彩の両方をやっているとのこと。

■ギャラリー・オマージュ「デストロイ屋 孤独のマルシェ」。獣神サンダーライガーティッシュケースや、ロメロスペシャルを描いた小物入れなど。面白いけど、さすがに使わないなあ。
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贅沢な昼食(13)

2021-03-27 12:19:35 | 食べ歩き
本日は昼前に新さっぽろに行ったものの、空腹感がまだそれほどでもないために大通まで戻ってきた。さて、どこで何を食べようかと思ったが、気の向くままにデパートの食堂街に行き、店を眺めているうちに「T」寿司に吸い込まれることになった。カウンターは落ち着かない気もするが、ちょうどよい2人掛けのテーブル席があり、そこに着席。

メニューを一応眺め、桜ちらしを注文。ついでに愛知県の初代栄蔵を燗で注文。先に燗酒と茶碗蒸しがやってくる。



燗酒は少々熱すぎ(お姉さん、頼みますよ)。茶碗蒸しは椎茸、筍、かまぼこと具は貧弱だが、出汁の香りがいいし、玉子の滑らかさが素晴らしい。割とすぐに出てきたのだが、良くこんな短時間で、この仕上がりで出せるね。

茶碗蒸しを食べたところで、生ちらしが到着。上に載っているのは、サーモン、ホタテ、ホッキ、イカ・イクラ、甘えび、しめ鯖、マグロ(赤身、トロ)、ブリ、穴子、玉子、桜デンブ、キュウリ、椎茸煮、蓮根、生姜といったところだったかな。



上の魚をつまみ、ご飯もちょいちょい食べながら、やっと程よい温度になった燗酒を飲む。これは具材が豊富で楽しいよ。普段なら椎茸なんかは魚をけちるために入れてるんだろうと思いがちだが、これだけいろいろあると「酒の肴にちょうどいいな」と思えてくる。セットの海苔の味噌汁は非常に熱く(熱すぎではない)、ちょっと味を見てから蓋をしておき、終盤になってから飲みほした。



全体的には、桜でんぶ(食べにくいし、賑やかしなだけでしょ)と少し〆過ぎのしめ鯖だけが気になったが、非常に満足すべき昼食であった。店は私以外の客が7~8名いただろうか。店の広さもまあまああり、非常に落ち着いて昼食を取ることができた。この「贅沢な昼食」シリーズの記事だが、値段だけではなく、雰囲気込みのジャンルだな。

もっとも、店側にとっては客の少なさは困ったことであろう。札幌のデパート飲食店街では、数少ない昔の雰囲気(大食堂が専門店に変わった初期のころ)を残す所である。年配客のためにぜひ営業を続けて欲しい。それから、同じフロアにあった日本料理の店も非常に気になる。あれはいつか行ってみよう。

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