春夏秋冬 思いのままに

春夏秋冬東西南北右往左往の過去現在、そしておそらく未来も

手術室の色  

2015年08月22日 | こだわり
手術室のドアを入るとやたら大きな部屋で
そこの8番に入りますと云われたのです

手前に9番が有って
その向こうが8番
良かったと思ったのです

単に9より8の方が良いと思っただけで
いい年をして変にゲンを担いで居たのです

白とステンレスの金属色が目立って 
9番との仕切りがあるだけで
そこはドアもなく単に空間でありました

以前の手術の時には4番も有ったし
むしろ欠けている方がおかしいと
今になって思うわけなのです

それにしても
緑の作業着とか海老茶色の作業着も
あの時は異常に感じたけれど
血の色を目立たせないと云うことなら
確かにそうだなと
これも今になって思うのです

月曜日の手術だったから
もう5日も経っているのにまだカメラを入れた
へその傷は結構痛くて長くは歩けないのです

痛み止めのとんぷく薬を7回分もらって
そのうちの3回を使いました
まだ残っているから安心なのです

歩いた方が良いと執刀医からは
云われておりますが50m先の公園までがせいぜいで
その先には行けません

気持ちが伴わないのです






胆嚢炎の痛み

2015年08月22日 | 話せば分かる
トイレに入っていて腹に力を入れたら
肋骨の一番下の胸の中央で合わさるところが
ぐっと痛くなった

ちょうど食事をして2時間位過ぎてからのことで
何だこれはと思っているうちにググーと痛みが強まって
背を丸めて床に俯せに成ってしまった

右手をこぶしにして
鳩尾に当ててくるぶしの位置までが痛かった
これが私の胆のう炎

胆嚢にたまった消化液が食物の消化のために
胆嚢の収縮によって吐き出されるのだそうで
胆嚢に異物があると収縮が妨げられて
発作的に痛くなる
異物が少ないうちは発作も軽いけれど
異物が多くなると痛みが強くなるし
食事と関連するのも納得が行った

私の場合には胆管にも異物が詰まっていて
これも炎症の原因に成っていた
これを鼻から入れた管で数日かけて抜き取たのだが
そのうちに管の先が胆管から外れて
腸液が混ざってきたので外してしまった

結局胆嚢を切り取ることになって
胆嚢に通じている血管と胆管を
それぞれ2個クリップで止め間を切る
そういう作業なら大丈夫だろうと納得したのです
こういうやり取りは先生との信頼関係で
たった三四日で決めることになる


外科医にしても看護師にしても
患者の痛みを経験しているわけではないから
大変でしたねと云われても共有していないから何とかく
伝わらない気がしていたけれど話をしているうちに
共有できたような気がしたのです

それでも昨日のいたみを10としたら
今日の痛みはいくつぐらいと問われても
即座にいくつとは答えられない訳です


今は3くらいでしょうか