春夏秋冬 思いのままに

春夏秋冬東西南北右往左往の過去現在、そしておそらく未来も

もものこと 散歩も必死なのです

2013年07月13日 | 話せば分かる
一昨日のことです
雨上がりで少し涼しくなったので
ももに散歩散歩と声を掛けて出掛けたのです
雨がポチポチとしていたので用心のために傘を持ったのです

何故かももは調子が良くて
すすと歩きます
家から大通りに交差点まで600mを軽くクリアーして
信号待ちをする気配です
幾らなんでもそれは無理だとたしなめたのです
なにせこのところ往復200mの散歩が限度だったからです

案の定戻り始めて50mでダウンです
へたり込んで
はあはあ言ってこれ以上無理と云うのです
丁度学校帰りの学生が可愛いなどと
昔の様に声を掛けてはくれますが
ももは必死です
歩道の真ん中だと通り歩きに邪魔になるから
無理やり歩かせてコイン駐車場の自動販売機の陰に座らせたのです
水を買って飲ませて休ませて
さてどうしようと考えてしまいました

こう云う時ももは
何とかしてよ
何とかしなさいよ
または
助けて下さい
なのです
どうも今日は助けて下さいお願いします
なのです
確かな事は分かりません
でもいつもより必死なのです
二三歩歩くと座り込むからです

傘も持っているし
ももバッグも有るし
何より20K近くも有るももを抱えて帰るのは
相当な覚悟が必要なのです
人目も有るのですが仕方ありません
よいしょと抱きかかえて
傘をももの尻の下にブランコの座木の様にして
歩き始めたのです

ももはぐったりとまではならず
それでも一応もうだめですという仕草で
首を胸にもたれかけそれがまたバランスが悪く
一層重さを感じさせるのです
300mも歩くとこちらも座り込みたくなるほどで
水を飲んでおくんだったと後悔し
重さで前につんのめる様に歩くのを
車の人物が横目で見るのです

もうだめだももーと思ったところが自宅で
相当な醜態を近所にばら撒いてやっと帰ったのです


やっと帰りついたその嬉しさと言ったら
一言では言えなくてつい書き物が長くなってしまいました





最新の画像もっと見る

コメントを投稿