水木しげるさんの幸福の７ケ条

１週間ほど前、このことをニュースでも取り上げていた。

水木さんの「幸福の７ヶ条」

第一条　成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。

第二条　しないではいられないことをし続けなさい。

第三条　他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。

　第四条　好きの力を信じる。

第五条　才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。

第六条　怠け者になりなさい。

第七条　目に見えない世界を信じる。

ニュースでは、特に第四条の「好きの力を信じる」を取り上げていたが、確かに、第一条から第四条までは、好きな漫画を続けて来られた水木さんの信条を現した言葉と思える。

私も最近「幸福」とは、本来、人との比較ではないと考えるようになってきたが、「隣の芝生は青い」の言葉のように、よく比較してしまうものだ。

また、小さい頃は金銭的には今よりもっと貧しかったが、不幸とは思わなかったのは、みんなが同じようなレベルだったからだと思う。

だから、ふつう「幸福とは」「他人との比較」の上で成り立っているのだと思う。

しかし、そのために、体を壊すくらい一生懸命好きでもないことのために働いて（自分はかなり好きなことで働いたと思っているが）、一生を終えることがないようにせよと言っているのだと思う。

では、その「好きなこと」って一体何？

これが、難しい。

前に、私のブログの「国木田独歩の「牛肉と馬鈴薯」を読んで」でも書いたが、「びっくりしたい」という思いにかられるくらい好きなことが見つかる人は少ないのではなかろうか？

だから、大きく突き動かされるくらい好きなことは見つからなくてもいいから、単に興味をもって、続けたいと思えることを長く、長くそれこそ長く続けることが、大事なのだろう。
でも、努力したって成功するとは限らないって第五条に書いてありますが。
そんなことは、気にしないことにしましょう。


さあ、自分は何をしようかなあ？！
あなたは、何をしますか？！