徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

自分の感受性くらい

2007-05-27 14:07:31 | 日記・エッセイ・コラム

今日部屋の片づけをしていると、1998年3月3日の毎日新聞の社説の切り抜きを見つけた。当時感銘を受けて切り抜いておいたものだ。茨木のり子さんという人の詩であるが、ここに掲載しておきたい。

ぱさぱさに乾いてゆく心を ひとのせいにはするな みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを 友人のせいにはするな しなやかさを失ったのはどちらなのか

(中略)

自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ

そして、社説は訴える。人に合わせるだけの人生で良いのかと。「いま」の自分を濃密に手帳に記してどうなるのかと。「なにげに」「細眉」「ルーズソックス」。みんなと同じ行動。

「夏みかん きらいなものは きらいなり」と自前の「浮力」と「イカリ」を身につけて歩もうではないか。「自分にもっと水やりを」

さきほど、省略した一節はこうだ。

駄目なことの一切を 時代のせいにはするな わずかに光る尊厳の放棄

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