タイトルの言葉が何を意味するかご存じですか。
私は、1週間ほど前にある本(『それでも生きる~旧約聖書「コヘレトの言葉』(小友聡著))を読んで知りました。
この言葉は実は「時間」の種類のことだそうです。
「クロノス」というのは時計のことのようには知っていましたが、時間だとは思っていませんでした。
この本やネット記事によると、どちらの言葉もギリシャ語で時間を表すそうです。
ただ、「クロノス」は過去から現在そして未来へと時計の針のような流れを表す量的な言葉であるのに対して、「カイロス」は人生で起こる様々な事象と時とを関連づける質的な言葉だそうです。
だから、入学式や卒業式のような節目・節目の時間は「カイロス時間」だそうです。
(イベント的なことだけでなく、笑いや怒りなどのような感情のある時や、植えたり抜いたり動作のある作業の時も「カイロス時間」だそうです。「何事にも時がある」という時の時のことだそうです)
そう考えると、「カイロス時間」が多い人ほど、色々な思い出が多いように思います。
でも、思い出は良い思い出だけでなく、悪い思い出もあります。
このブログに載せているのはほとんど良い思い出です。
もっと良い思い出を増やしていきたいと思います。
なお、チャンスを掴むには幸運の女神の前髪をつかまえろ!と言われていると思いますが、これは、カイロスの姿が前髪はあっても後ろ髪がないようなのです。
ということは、チャンスはたまたま訪れることもありますが、用意して待つくらいでないと掴めないのかもしれません。
グッド ラック