前から気になっていたのですが、いったい今の日本の借金はいくらあって、利子はどうなっているの?という疑問。
この疑問に明確に答えてくれているHPがありましたので、ご覧ください。財部(たからべ)誠一氏のものです。そこに書いてある内容の一部をそのまま引用しますと、
平成22年度末に868兆円だった長期債務が、平成23年度末には891兆円にまで膨れあがっていくことがわかります。(内地方分が約200兆円。 国民一人当たりの負担額は683万1955円(2011年4月1日時点)になります。)
平成23年3月31日 約868 | 兆円 → <約23兆円の増加> | 平成24年3月31日 約891兆円 |
1年間で23兆円、日本の借金が増えるということです。
つまり平成23年3月31日を借金時計の起点とし、そこに868兆円の数字をインプットします。そして一年後の平成24年3月31日には借金時計のカウンターが891兆円になるように時計のスピードを調整するのです。
1年 あたり 約23,000,000,000,000円 1日 あたり 約62,841,530,054円 1時間 あたり 約2,618,397,085円 1分 あたり 約43,639,951円 1秒 あたり 約727,332円
このHPの借金時計で1秒に約73万円ずつ借金が増えていく様子を見ていると、おそろしくて見ていられなくなります。(私の計算では利子だけで1人1日約500円)
なんという借金地獄。ふつうの会社や家計ならとっくに破産。
そうならずにすんでいるのは、日本に個人の貯金とかで1400兆円もの資産があるからと聞きます。しかし、このままこれを放置しておいてよいものでしょうか!?
増税をして返済することもせずに、つけを将来に残すことは、自分だけでなく、子どもや孫にまで大変な負担になるはずです。
つまり、いずれ、ハイパーインフレで貯金の価値が大きく減ることを覚悟しなくてはなりません。
自分ではどうしようもないこの数字。できれば、旅行に行くとか家を建てるとかして貯金を別のものに変えるしかないかもしれませんが、そうすると老後も心配ですし。難しい選択です。
PS 2014年12月22日にこのHP を見てみた。 世間で言われているように、1000兆円を突破。 1世帯約2000万円の借金。 この借金は今後も増え続ける。 どうやって、この時計を止めるの? いや、スピードを遅くするの? 3年前は1年で23兆円の増加だったものが、今は1年で30兆円も増加。 つまり、3割も増加したということだ。 どうして、この事実が報道されずに、選挙の争点にもならないのか。不思議でならない。 完全に感覚が麻痺している。