少し前の新聞で「フレイル」という言葉を初めて知りました。
これは、「虚弱」を意味するフレイルティーという言葉(英語)から出来た和製英語のようで、「健康」と「要介護」の中間の状態を指すようです。(7年前に日本老年医学会が提唱)
今までの知識では。「健康」な状態からいきなり「要介護」というイメージだったと思います。
実際、今年12月20日に共同通信が書いた記事によると、
2019年の男性の健康寿命は72.68歳で女性の健康寿命は75.38歳。
それに対して、男性の平均寿命は81.41歳、女性の平均寿命は87.45歳らしいのですが、この2つの差は「要介護」の期間を意味していたはずです。
ところが、最近「要介護」に至るまでの状態でも身体・認知機能などが低下している状態を「フレイル」と呼んで「健康」状態と区別しているようです。
ですので、健康寿命から「フレイル」状態を引くと本当の健康寿命になるということで、「本当の健康寿命」は男性で70歳を切っているのかもわかりません。
となると、63歳の私にはあと数年しか「本当の健康寿命」は残っていないことになり、正直あせります。
でも、あせっても仕方ないので、やりたいことの優先順位をつけて、日々健康を維持しながら前へ前へと日々歩むのみです。
あせらずに、毎日を楽しむようにしましょう。
「フレイル」にならないようにするには、栄養と運動と人とのコミュニケーションが重要らしいです。