山頭火 代表作に、うしろすがたのしぐれてゆくか・分け入つても分け入つても青い山・酔うてこほろぎと寝ていたよ/音絵箱 Promotion Video|Photo Movie @oto e-box (YouTubeでご覧ください。共有させてもらっています)
昨日、恒例になっている毎日新聞のクロスワードパズルでこの俳句(自由律と言って、五・七・五の提携ではなく、季語も?)が答えになっていた。
種田山頭火さんについては、今まで名前は知っていたが、「分け入っても分け入っても青い山」くらいしか知らなかった。当然この句のことも知らなかった。
それで、ネットで調べてみたら、山頭火さんは山口県の地主の裕福な家に生まれたが、10歳くらいの頃に母親の自殺というトラウマから抜け出せず、大学も中退し、人生の歯車がかみ合わず、晩年は酒におぼれるなどして、僧侶となり、托鉢で暮らしていたようだ。
でも、自由律俳句の師匠(荻原井泉水氏)に俳句を教わり、独自の境地を打ち立てたようである。
この句の意味としては、「晩年の生活は時雨のようにポツポツと雨が降る冴えない人生になるのかなあ」といったところか?
なぜか、自分のことでもあるようで、心が動かされるものがあります。
だから、代表作と言われるのでしょう。
俳句は季語が必要で、五・七・五にとらわれるので、川柳の方が自分には合うと思っていたが、こうした文学があることを発見した。
代表句をこの動画と共に勉強したい。
メモのようなものでも、そこに気持ちがぎゅっと入っていれば何でも文学と言えるのかもしれません。