今日、午後から標記コンサートをK文化会館に聴きに行った。
ヴィバルディの「四季」は最近、CDで聞いて、「春」だけでなく、他の季節もすばらしいと感じていた。そこへ、情熱大陸にも出演したこともあるという木嶋真優さんが演奏するということを聞いて、これも何かの縁だと思って聴くことにしたものである。
会場は大ホールが半分強という埋まり具合。せっかくの機会なのにもったいない。
まず、木嶋真優さんが出るまでに、新ヴィバルディ合奏団がモーツアルトの「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」などを演奏してくれた。
これも、なかなか12人が息のあった演奏で聴き応えがあった。
しかし、木嶋さんが会場に現れると、状況はすごく華やかになった。(次の写真はインターネット上ですぐとれるものです)
そして、Sololist木嶋真優さんの力強い演奏が始まると、眠気も吹き飛び、ただ、すごいと思いながら、聞き惚れた。
春の第1楽章から冬の第3楽章まで、それは、バイオリンが壊れるかと思うくらいの回転力で、情熱を注入して演奏された。
一度、聴く機会があれば、是非聴いてみてください。すばらしいことは保証します。
CDには味わえない、生演奏の、しかも世界トップクラスの演奏を聴くことができたという意味において、ムジークフェストは価値があった。(しかし、入場者が少なかったことは、かえすがえす残念!!)