「時間楽」のすすめ

世に、音楽（おんがく）という言葉があるように、私は「時間楽」（じかんらく）という言葉を提唱してみたい。

「時間楽」とはなんぞや？？
それは、時間を楽しみ、時間を大切にする精神で、毎秒・毎分を過ごし、１日を充実して生活をする気持ちのことである。
それには、
①　時間という非常に大事な物を大切にする気持ちが大事である。
②　今しなければいけないこと、今日しなければならないこと、明日しなければならないことなど、しなければならないことをさっさと片付けることである。（主に、お金を稼ぎ、まわりの役に立つために）
③　そのうえで、自分がやりたいことをおもいっきりやる。そこに、稼いだお金も投入する。
④　そうして、何か形に残り、他人にも認められること（もの）を達成する、やったと思える実感。それこそが、最終目的である。

ここで、矛盾に気づかれた読者も多いことだろう。
そう、②に時間を費やしすぎると、③の時間がなくなると。
そう、それこそが大事だ。
人生は、ともすると、②で終わってしまうことになりかねない。
③から④へ進めない。

だからこそ、「時間」を大切にすることで、その先に「楽」が待っているようにするのである。

決して、③を②の前に持ってきてはいけない。
それでは、心に「余裕」も生まれず、「楽しい」とは思えない。

②を苦しいけどやることにより、初めて、③も楽しめ、④へと流れていくのだと思う。

これは「努力」ということと似ているようで、そうではないと考えている。
「努力」は大切で、②を片付けることに役に立つが、③を意識しないで「努力」ばかりしていてもつまらない。
②＝③＝④という人は別であるが。

そこで、もう一つの課題は、自分にとっての③や④が何かを明確にすることだ。
そうでないと、いつまでたっても、空っぽのままだ。

これらは、私の単なる思いつきであるが、決して、的外れではないと考える。

（ご注意）
②のしなければならないことには、当然、食事、入浴、睡眠なども含まれるし、その時間を削ってはいけない。