プロフェッショナルに共通な点は、自彊不息（じきょう ふそく）

ＮＨＫプロフェッショナルの１０周年記念放送を見た。
そこには、様々なプロが登場していた。（以下、敬称略）

ホテル経営者の星野佳路（５８）、飲料メーカ社長の佐藤章（５６）、イチロー、本田圭佑、羽生善治、元エルピーダメモリ社長の坂本幸雄（６８）、投手コーチの佐藤義則、水泳コーチの平井伯昌、宮大工の菊池恭二、定時制高校教師の岡田倫代、作業療法士の藤原茂（６７）、建築家の伊東豊雄（７４）、世界のプリマバレリーナ吉田都（５０）といった顔ぶれである。

詳しくは、この番組を見ていただくしかないが、

共通していることは、

自分へのあくなき挑戦であり、あくなき進化である。

他人へほめたり叱ったりする愛情であり、愛情を広げていく情熱である。

自分を信じる力であり、できることはすべてやる力であり、失敗をおそれない力である。
また、失敗してもただでは終わらない力である。

すごい人になると、まったく打算ではなく、自分の心のままに動くという。

「今」にかけて、その「今」を未来につなげていくその姿勢を前向きというのだろう。

タイトルの言葉「自彊不息」（じきょう　ふそく。意味：みずから、つとめて、やまない。高校の校長先生は、みずから、もとめて、やまないと説明していたが、私的にはそちらの言い方が好きだ。）というのは私の母校三重県上野高校の校訓であるが、ネットで調べたら、易経という本が出典らしい。

この言葉を長い間忘れていたが、プロフェッショナルの共通点を一言で表すとしたらこの言葉が一番ふさわしいのではないかと思った。