この前から、「幸せ」をテーマに何回も考えてきたが、先日から読んでいる「やってのける」(ハイディ・グラント・ハルバーソン著大和書房)にタイトルのことが書いてあったので、紹介しておく。
3つの要素とは、「関係性」「有能感」「自律性」の3つである。
そう、前から考えてきたことと2つは同じ。「他者との良好な関係」(関係性)と「自らの興味や価値観に合った目標を、自分の意思で追っている」(自律性、今まで自由と考えていたこと)
あとの一つの「有能感」であるが、筆者によると「個人的成長に着目した目標により満たされることとして、たとえば、子供が積み木を積む方法を学ぶようなこと」があげられています。
これは、よく言われる「達成感」に近いことではないかと思います。
そして、富や名声を求めると、子供の頃にしっかりと重要視していた、「自律性」を損ないみじめになると言っています。
やはり、今までの考察はここへ来て、確かなものになった気がします。
幸せとは、きっと、「自分の意思で他者に拘束されることなく、仲間との関係を良好にして、大きな目標を達成すること」なのです。