徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

「かぶとむし」の一生

2016-08-10 14:59:45 | うんちく・小ネタ
昨日、オリンピックを見ようとして12CHをつけたら、「かぶとむし」のことを放送していて、見入ってしまった。

私は田舎に住んでいるため、小さいときには、夏の暑い日にくぬぎの木へ行って、クワガタムシ(地元ではゲンジという)やかぶとむしを取りに行ったものだ。でも、今では、そんな取れる木は減っている。

さて、この番組で私が最も興味深かったのは、「かぶとむし」の生態。

今頃、成虫になっているかぶとむしのオスは、樹液を吸うためにオスどうしが戦う。
戦い方は、あのつのをできるだけ、からだの下へ下げて相手のからだに下へつきさして、巴投げの要領で放り投げる。
樹液に関しては、そうして大きなオスどうしが共に木から転落している間に別のオスにその場所をとられることもある。
しかし、メスをめぐっての争いでは、勝ったオスがメスを手に入れ子孫を残すことになる。
オスは交尾をすれば役目が終わり、地上でありたちのえさになる。
メスは、その後、くさった木の葉の奥へもぐり卵を産む。そして、一生を終える。

そして、その丸い卵は10日ほどでかえり、長いが丸まった幼虫になる。
幼虫は腐った葉っぱをえさに成長する。

6月頃、その幼虫は脱皮する。
中からは、白いつのをもったかぶとむし。
それからまた脱皮して黒いつのをもったかぶとむしに。でも羽は白い。
やがて羽も黒くなり、飛んでいって木にとまる。

そうして今の時期になる。20時~22時頃が一番の活動時間帯らしい。

10ヶ月ほどで成虫になるかぶとむし。(蝉なんか何年も地中生活)
たった2月ほどしか生きていない。
それに比べれば、人間は、めぐまれているなあ。
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