徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

肩で風をきる

2011-07-17 21:53:09 | 日記・エッセイ・コラム

 今日、夕方いつものように近くを散歩した。

 一人で、少しゆっくりめに、しかし、少し力強く、腕を大きく振り散歩した。

 田舎の車が1台通れる程度の、舗装された道だが、道の片側は山、もう片側はたんぼで、道端は、草が少し伸びている。

 せみの声を聞きながら、どんぐりの木のそばを通るときには、甘酸っぱい蜜の匂いがした。時折、すこし心地よい風がふきぬける。

 ああ、肩で風をきる感じなんて久しぶりだな。なで肩の僕には、大学の時以来のような気もする。大股で、闊歩していた昔がなつかしい。

 気合いをこめて、背筋をのばして、腰から前へ、前へ。

 肩で風をきったと思ったのは、実は風に肩をきられてだけだったかな?

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