2015謹賀新年～今年は「空」の力で飛躍を～

明けましておめでとうございます。
今年も既にもう、１８時間が経過しました。
時間が過ぎるというのは早いものです。

さて、昨日から今日にかけてBDに保存してあったEテレの「１００分で名著」の中から「般若心経」を見ました。
「般若心経」については、私が心臓の手術をする際に、結構本を読んで内容を知ったつもりになっていましたが、
どうも、もっと、もっと奥が深いようです。

ごく簡単に私が感じたことの要点を書いてみますと、

１　般若心経は西遊記でおなじみの三蔵法師（正式には玄奘）がインドまで命がけで行って、持ち帰り、翻訳したものの１つであるということ。

２　この２６２文字に秘められたパワーの根本思想は、「色即是空、空即是色」で表される「空」であり、
　　それは、宇宙を統一する根本的な原理であり、未だというか、永遠に解明されないものであるということ。

３　我々が日常感じている、色々なものは、我々がいつの間にか持ってしまった常識によって固定概念化されているが、
　　それは、「無」として一度否定することから始めなければいけない。
　　（ジョン・レノンの「イマジン」にそのことが反映されているとか。外国でも、般若心経は「ハート・スートラ」として、有名らしい）

４　そして、色々と難しいことを考え、「悟り」に到達するように修行することは正しいことだが、
　　本当に必要なことは、呪文を唱えることであり、それが「ぎゃーてい、ぎゃーてい、はらぎゃーてい。はらそーぎゃーてい。ぼーじそわか。はんにゃ　　しんぎょう」という部分である。
　　意味を理解するのも大事だが、完全に自分のものにしてしまい、「無」の境地で唱えることをおろそかにしてはならない。

という、感じの内容だったと思う。

これから先、いくつもの困難が待ち構えていると思うが、「今ある悩みが永遠に固定されることはあり得ない」ということを胸にがんばろう！！！