徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

大阪都構想の敗北に関して

2015-05-18 08:28:20 | 日記・エッセイ・コラム
私は、大阪市民ではないので、このことをとやかくいう立場にはないし、どちらの味方をする立場でもないが、橋下大阪市長にとっては、大きな痛手となったであろうし、本当にこれで良かったのだろうかという思いもある。

今回の住民投票では大阪市を現在の24区から再編して5つの特別区にすることの是非を問うことだったが、
本当に、このことの趣旨を理解していた人が何%いただろうか?と考える。

(東京のような特別区にするということで大阪都構想という名前がついているが、実は大阪都にするのではなく、名称は大阪府のままらしいが、そういうことも住民は本当にわかっていたか?疑問)


このことの内容理解として、「大阪府との二重行政の解消」ということがよく言われるが、イメージとしての部分ではそういうことなのだろうが、現在の大阪市の区を特別区に変えるということは、もっと大きな意味を持つ。
それは、つまり、大阪市としての出先機関的な区ではなく、その特別区に住民自治を与えるということなのだ。
でも、その区を再編することで、今の住民にとっての愛着はなくなるだろう。

この改革の一番の中心は、行財政改革にあり、公務員にとっても既得権を得ている人にとってもマイナスに作用する。
しかし、投票結果は、ほぼ50:50であり、改革を望む声も大きかった。

橋下大阪市長にもっと時間をかけて説得する気持ちがあれば、結果は変わっていたかもしれない。

今後、橋下大阪市長は12月まで継続し、以後政治活動はしないと答えていたが、行政内部だけでできる行財政改革には限界がある。

既存の枠を本当に今壊さないといけないのか、徐々に改革する方法はあるのか?など考えるべき点は多い。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 面白いの語源など | トップ | 現在取り組んでいることと「... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事