11月27日付けの新聞に今年の補正予算が過去最大で約36兆円になることが掲載されています。(衆議院選挙前には確か55兆円と言っていたのに、バラマキ批判で額を減額したのかと思いきや、地方の歳出と財政投融資を合わせると55.7兆円になるらしい。)
そして、国費の36兆円のうち、22兆円以上が新規国債で賄われるとのこと。(この額は新型コロナ拡大防止に充てられる額を上回ります)
さて、18歳以下に支給される給付金の額は1.9兆円。新Go to トラベルに1.3兆円などかなりの額が予算化されそうですが、1兆円とはどれくらいのものかなかなか想像できません。
ネット記事によると、1万円札の厚さは約0.1mm。よって100万円で約1cm。
1億円で約1m。1兆円はその1万倍なので、なんと10000m。ということは、3776mの富士山の3倍弱という高さに。
現在の日本の借金は1000兆円を超えるというから、まだ、その1000倍以上。
これをどうやって返済するつもりか、本当に与党野党を超えて議論していただきたい。
もし、1円玉で積み上げたら本当に気の遠くなる高さだなあ。
PS
1円玉ならどうなるか、この記事を書いた翌日計算してみました。
1円玉の厚さは1.5mm(1万円札の15倍)
数として10000円は1円の10000倍
この2つから、1円玉は1万円札と比較すると厚さにして15万倍
したがって、1兆円が1万円札で高さ10kmであるから、1円玉なら150万kmの高さ。
ということは、地球と月との距離が約38万kmであるので、その約4倍。
つまり地球と月との間を2往復するくらいの1円玉がないと1兆円にはならないということのようだ。
(計算が間違っていたら誠に申し訳ありませんが)
本当に、天文学的な価値なのだと思う。
1億円でも1万円札なら1mだが、1円玉なら15万m=150kmになるのだ。
気軽に1億円、1兆円とは言えない。