昨日12月8日は、そう、1941年に太平洋戦争が始まった日であった。72年前にあたる。
もちろん、私は生まれていない。
しかし、朝から83歳になったばかりの父が、「今日は朝から真珠湾攻撃が始まった日で、大変な騒ぎやった」と言っていた。
日本では、終戦記念日といって、終わった日に黙祷をして、犠牲者を弔うが、始めた日を開戦記念日として、戦争を始めたことを非難するようなことはない。
しかし、ドイツがナチスによりユダヤ人を大虐殺したことにより、責められているのに対し、日本人がアジア諸国を侵略したことは特別責められていない気がする。
これが、現在の中国や韓国との摩擦の原因ともなっている「歴史認識」の相違か?
私は、当時のことを特に研究したわけではないので、事実がどうかはよくわからないが、日本人はもっと、あの時の戦争責任を明らかにし、何が原因だったのか、止める方法はなかったのか、などをもっと勉強すべきだと思う。
というのは、どうしても、広島、長崎の原爆投下で被害者のようになってしまい、加害者としての視点が乏しいと思うからだ。これから、こうしたことにもっと視点を深めていきたいと思った。
今、このように平和で、豊かな日本の出発点は、確かに8月15日。しかし、そうしたがれきに満ちた状況はつい2年前にも東北で起こった。 「じぇじぇじぇ」
「倍返し」で「お・も・て・な・し」をするのは「今でしょ」