先日(7月3日)放送されていた「介護殺人」というテーマ
番組を見るまで、人ごとのように考えていましたが、人ごとではないと感じました。そこで、少し書いておきます。
現在介護者(介護されてる人?)が557万人。
介護している人の1/4が介護されている人と一緒に死にたいと思ったことがあるとアンケートで答えているそうだ。
それは、自分に自由がなくなり、体力や精神力が低下した際、「もうそれしかない」と悪魔がささやくのだとか。
Nスペではいくつかの例をとりあげていたが、
九州に住む71歳の男性のケースでは、41年間連れ添った仲のいい奥さんを介護が始まってから1年足らずで首をしめて殺すことになったという。
そこに至るまでの間、男性は本当に妻によくしてあげていた。
しかし、妻が排泄困難になり、「自分はもう元に戻れない。何もできない」「死にたい、殺して」と何度も言われるうちに、
男性も限界に達し、「わかった」と言ってしまった。
男性:「本当にいいね?後悔しないね?もう後戻りできないよ」
妻 :「うん、確実に殺してね」
というのが最後のやりとりだったらしい。
こうして、介護殺人に至ったケースの26%が介護を始めてから1年以内に殺人にいたっているそうだ。
介護サービスを75%の人が利用していてもこうしたことになるようだ。
それは、介護というものが、最後は1人の肩にかかってくることが多く、非常に孤独でつらい仕事だからだろう。
民間の施設や他の家族、近所の人などできるだけ、多くの人とコミュニケーションをとって、孤独にならないようにしないといけないと思った。
番組を見るまで、人ごとのように考えていましたが、人ごとではないと感じました。そこで、少し書いておきます。
現在介護者(介護されてる人?)が557万人。
介護している人の1/4が介護されている人と一緒に死にたいと思ったことがあるとアンケートで答えているそうだ。
それは、自分に自由がなくなり、体力や精神力が低下した際、「もうそれしかない」と悪魔がささやくのだとか。
Nスペではいくつかの例をとりあげていたが、
九州に住む71歳の男性のケースでは、41年間連れ添った仲のいい奥さんを介護が始まってから1年足らずで首をしめて殺すことになったという。
そこに至るまでの間、男性は本当に妻によくしてあげていた。
しかし、妻が排泄困難になり、「自分はもう元に戻れない。何もできない」「死にたい、殺して」と何度も言われるうちに、
男性も限界に達し、「わかった」と言ってしまった。
男性:「本当にいいね?後悔しないね?もう後戻りできないよ」
妻 :「うん、確実に殺してね」
というのが最後のやりとりだったらしい。
こうして、介護殺人に至ったケースの26%が介護を始めてから1年以内に殺人にいたっているそうだ。
介護サービスを75%の人が利用していてもこうしたことになるようだ。
それは、介護というものが、最後は1人の肩にかかってくることが多く、非常に孤独でつらい仕事だからだろう。
民間の施設や他の家族、近所の人などできるだけ、多くの人とコミュニケーションをとって、孤独にならないようにしないといけないと思った。