きのうのぷろプロフェッショナルをご覧になられましたか。
この人、凄かったですね。
(NHKのブログより)
いつも、凄い人が登場する番組ですが、落語に対する「ひたむきな情熱」には、恐れ入る。
と言っても、見ていない人にはわからないだろうから、少し解説させていただくと、
春風亭一乃輔という人。若いときにラグビーに挑戦して、どうしてもうまくできずに怒られていたそうだ。
その時、浅草へ行って聞いたのが春風亭柳昇師匠の話だったとか。
「自分にはこれだ!」と直感したという。
それから、春風亭一朝に弟子入り。
凄まじい稽古で次々に古典落語を習得。今では200以上の話を言えるらしい。
でも、実際に演じるのはそのうち、その場に合ったもののみ。
だから、高座に上がる直前まで、お題を決められない。←よく、そんな状態でしゃべれるねえ!
そして、これをやると決めて座ってからでも客の反応を見て、違うお題に変えるのだ。
一乃輔が噺すのは、主に古典落語。
「初天神」が得意らしい。
この噺、どうも金坊という子どもが親に天神様へお参りに行った際に、「これ買って」とおねだりする噺らしいが、
その会話は、一乃輔さんの次男からヒントを得ているという。
そうした、現代的なアレンジを加えて今に蘇らせているところが、面白い秘訣なんだろう。
また、古典落語だけでなく、新作を自分で作って噺をして、客の反応で常に練り直している。
言葉と扇子と手ぬぐいだけで人を笑わせることの難しさ!
手ぬぐいで「首をくくる」まねをして笑わせていた。
表情と言葉による迫真の演技。
人間国宝柳家小三治師匠の推薦で39歳という異例の若さで落語のトリを勤める真打ちに昇進(21人抜きとのこと)もうなずける。
1時間近くしゃべることもあるこの落語をなんと年間900回(席)もこなしているという。
恐るべき体力と気力。
常に考えていることは、遠くのことでなく、「目の前のお客さんを笑わせること」
笑ってもらってこそのプロ意識。
どこか近くで高座に上ることがあれば、是非見てみたいものだ。
この人、凄かったですね。
(NHKのブログより)
いつも、凄い人が登場する番組ですが、落語に対する「ひたむきな情熱」には、恐れ入る。
と言っても、見ていない人にはわからないだろうから、少し解説させていただくと、
春風亭一乃輔という人。若いときにラグビーに挑戦して、どうしてもうまくできずに怒られていたそうだ。
その時、浅草へ行って聞いたのが春風亭柳昇師匠の話だったとか。
「自分にはこれだ!」と直感したという。
それから、春風亭一朝に弟子入り。
凄まじい稽古で次々に古典落語を習得。今では200以上の話を言えるらしい。
でも、実際に演じるのはそのうち、その場に合ったもののみ。
だから、高座に上がる直前まで、お題を決められない。←よく、そんな状態でしゃべれるねえ!
そして、これをやると決めて座ってからでも客の反応を見て、違うお題に変えるのだ。
一乃輔が噺すのは、主に古典落語。
「初天神」が得意らしい。
この噺、どうも金坊という子どもが親に天神様へお参りに行った際に、「これ買って」とおねだりする噺らしいが、
その会話は、一乃輔さんの次男からヒントを得ているという。
そうした、現代的なアレンジを加えて今に蘇らせているところが、面白い秘訣なんだろう。
また、古典落語だけでなく、新作を自分で作って噺をして、客の反応で常に練り直している。
言葉と扇子と手ぬぐいだけで人を笑わせることの難しさ!
手ぬぐいで「首をくくる」まねをして笑わせていた。
表情と言葉による迫真の演技。
人間国宝柳家小三治師匠の推薦で39歳という異例の若さで落語のトリを勤める真打ちに昇進(21人抜きとのこと)もうなずける。
1時間近くしゃべることもあるこの落語をなんと年間900回(席)もこなしているという。
恐るべき体力と気力。
常に考えていることは、遠くのことでなく、「目の前のお客さんを笑わせること」
笑ってもらってこそのプロ意識。
どこか近くで高座に上ることがあれば、是非見てみたいものだ。