徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

図学雑学『漢字のしくみ』を読んで「幸」という字の成り立ちを確認

2019-03-07 22:14:29 | 幸せ
タイトルの本を図書館で借りてざっと読んだ。

そもそも、漢字とは紀元前に中国で用いられた「甲骨文字」(亀の甲などに刻んだもの)が起源らしい。そのことがわかったのは、まだ100年余り前のことらしい。

漢字が何より素晴らしいのは、四大河文明でできた文字の中で唯一残っているものということである。

そして、形は少し異なっても、中国、韓国、日本などで今も使われているということだ。
漢字は本当にうまく出来ていると思う。

「山」にしても「川」にしても「明」にしてもうーんとうなるものばかりだ。

しかし、なぜ、「日」と「月」がこの形になるのかはこの本を読むまでわからなかった。

「月」の方は満ち欠けがあるので、三日月の形から出来ているというのがその理由だとか。

さて、この本では100の漢字の成り立ちについて解説してくれていたが、私が気になったのはやはり、このブログのタイトルになっている「幸」という字だ。

このことについて、マイブログの2015.12.24付けの記事でも書いたのだが、そこでは、「幸」は「手かせ」の形から出来ていて、その手かせから解放される喜びを「幸せ」というように書いたが、この本では、「手かせ」の形から来ていることは同じだが、「手かせ」くらいの小さな刑罰ですんだことが「もっけの幸い」(僥倖)という意味だと説いている。

刑罰に関する言葉であることは「報復」や「執行」にも「幸」の字が使われていることと関
係があるとのこと。

また、この本では、「さいわい」は「さきはひ」であり、「さき」に基づく。
「さき」は「咲く」「栄ゆ」「盛り」の語に通じ、内にこもる霊力が外へ盛んに発動する状態を示す。
「しあわせ」は「志あわせ善し(悪し)」として「時のめぐりあわせ」をいう言葉なのだとも説かれていた。

諸説あるとのことで、覚えておきたい。


その他、いろいろと怖くなるような由来も書かれていた。
興味のある方はどうぞ、お読み下さい。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 6年目の大腸内視鏡検査も何... | トップ | 西国33所巡り満願札所華厳... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

幸せ」カテゴリの最新記事