㈱イイダアックス 相談役日記

長野県は南信州の自然豊かな下伊那郡高森町から日々の経験、感じた事、気が付いた事などを日記として発信しています。

飯田法人会高森支部旅行白川郷

2012年11月05日 | 日記

高山の町を後にして昼食がてら奥飛騨の白川郷迄足を伸ばしました。



途中の民家は瓦屋根の家は全く無く、中には一階の屋根から二階の屋根にはしごが掛かって居る家も数件見られ、豪雪地帯の雪降ろしの準備が
既に始まって居るのでは無いかと、季節の移り変わりをこんなところにも感じる事と成りました。



白川郷と言えば茅葺き屋根に代表される古民家の集落なんですが、そのうちの一軒の食事どころでホウバ味噌の飛騨牛焼き等、名物料理を頂きました。
集落の中に一軒の茅葺き屋根の色が違う家が有りましたが、まだ茅を吹き替えたばかりの新しい茅のため、色がまだくすんでいない様でした。
この茅葺き屋根の吹き替えが大変で、茅の確保から吹き替え職人の確保等々、時代の移り変わりと共に大変さは増す一方出はないかと思われます。



一方で気がついたのが、この地方には全く太陽光発電パネルが見られない事です。
豪雪地域のため雪に埋もれる期間が長く、雪空の日が長かったりで、全体的に見た日照時間の関係が効率的に相当悪い為では無いかと思われるのです。
更には集落が山間部に有るため、1日の中でも日が当たる時間そのものも短いんだろうと思いました。



昨日からここまで丸1日、旅行と言う形で法人会のメンバーさんたちと御一緒させてもらい、それぞれの知らなかった部分に触れられたり
寄り親近感を感じられたりと、有意義な時間を共有することが出来ました。
この白川郷を後にして一路帰りの車中に成ったのですが、話しにきりがなく色んな情報交換ができた楽しい車中に成りました。



正直嫌々のお付き合い程度で参加した今回の旅行では有りましたが、どうせ行くなら楽しんでこようと気持ちを切り替えて行ったことも良かったのか
たくさんの収穫を得ることの出来た旅行と成りました。



それでも寝不足だけはさすがにちょっときつかったけど…

飯田法人会高森支部旅行高山祭屋台会館

2012年11月05日 | 日記





今日は下呂温泉を後にして飛騨高山の朝市を視察、そのあと高山祭の山車が展示してある屋台会館を見学致しました。



高山方面には当社の協力工場も有りまして、良く高山祭の名前は耳にしていましたが、どんな祭かとか何が出るのか等、全く知らずに来ていました。
高山の旧市街は何度か足を運んだ事も有ったのですが、屋台会館は初めてでおかげに高山祭の山車を含めて全容が理解できました。



今回見学した屋台会館には山車と呼ばれる屋台が一部展示してあり、各地区にはこの山車が1台づつ保管してあるとのこと。
これらが一同に介して、祭の舞台に華を添え、一年に一度のお祭りをクライマックスにと盛り上げる様は一度見てみたい物だと思いました。



飛騨高山の伝統工芸、巧みの技がここから来ている事を改めて感じる事と成り、また一方でからくり人形の技を思い出しました。



すぐ隣に有る桜山八幡宮にも足を運び、お詣りもしてくることが出来ました。

飯田法人会高森支部旅行 ガン封じ寺 金錫山地蔵寺

2012年11月05日 | 日記



次に向かったのは、舞台峠付近に有るガン封じ寺と言われている金錫山地蔵寺でした。



何でもここは道行く人を守る仏様と信仰を集めている延命地蔵願王菩薩をご本尊としてお詣りするお地蔵様のお寺とか。
説明を聞くと、本尊である延命地蔵願王菩薩は県の重要文化財に指定されており、体内には高さ15センチほどの金色の胎内仏がおみえに成り
こうした胎内仏を持った菩薩様は非常に珍しく、この胎内仏のもつ錫杖は純金製だとの事。
胎内に仏を持つことから病を封じ込めると言われ、つまりはガン封じに良いとされて居るんだとの事でした。



境内には数え切れない程のお地蔵様が置かれており、人の名前が彫られた物もたくさんあったので、願掛けとして置かれているものかと思いました。
また、今風だなぁ~って感じる地蔵?も数多く置かれており、おみくじ地蔵やら輪くぐり地蔵等々客寄せなのか若者向けなのかと感じる
有る意味アトラクションとも受け取れる内容がせっかくのご利益を感じられるご本尊を薄めてしまって居るように感じてしまいました。



その後は宿泊予定地の下呂温泉に向かい、今風とも言えるホテルに宿を取り、ビュッフェスタイルの夕食でみんなで盛り上がって楽しい夜を
過ごし、温泉でゆっくりと暖まる一夜を過ごせました。



3人から4人部屋での宿泊と成り、やはり恒例のいびき等々によりましてほとんど眠れない夜を過ごし、早朝からゆっくりと温泉に浸かって来ました。


飯田法人会高森支部旅行 加子母大杉地蔵尊

2012年11月05日 | 日記


昨日から1泊2日で下呂温泉から飛騨高山、白川郷への旅行に参加して来ました。
何度となく足を運んだ方面では有りますが、1ヶ所づつを細かに見ると、寄ったことの無い所が有ったりで、割に新鮮な旅行と成りました。



距離的に近い所と成ったので、昨日の午後からの旅と成りまして、先ず向かったのは岐阜県中津川市の加子母大杉地蔵閣でした。



ここには観音菩薩が有るとかで行ったのですが、御開帳の折しか拝観出来ない様で境内は人っ子一人見当たらない閑散とした物でして…



見られなかった観音菩薩とか地蔵様とかより、背景にそびえ立つ加子母大杉と呼ばれる大杉のあまりにも大きく立派な成りに圧巻されました。
何でも樹齢千数百年の国指定天然記念物とかで、頼朝がここに地蔵堂を移す様に命じた1194年には既に樹齢数百年だったと思われるとの事。
平成元年に計られたときには幹回りが20メートル、高さが31メートル有ったとかでとにかく圧巻の貫禄でそびえ立って居ました。



田舎の中にポツンと有りまして、ちゃんと駐車場も有るのですが、なんせ誰一人見掛けない状態が余計に寂しく感じられた拝観と成りました。