いいの何気の部屋

毎日何かに引かれて行動するが 海岸に打ち寄せられる波のごとく 静かに引いてゆく

コンビニにあった電撃殺虫器はどうなった(LED照明の普及とは)

2018-01-01 15:55:15 | 日記
2018年1月1日(晴れ)

全く外に出ない大みそかと元旦を過ごしてます。
外の空気は、どないだす。

正月早々、TVで勉強できた。
「コンビニから電撃殺虫器が消えた」問題

虫は蛍光灯や電灯に寄ってくるのは何故かと言う疑問に答えていた
番組を見て学習。

ふむふむ。

一般的に、光に反応する虫達は、紫外線を「色」として認識できる
目を持っているのです。
多くの虫は、明るさに集まるのではなく、紫外線に集まってくる。
虫は波長340~350nmの紫外線に引き寄せられるとされる。
虫が光に寄ってくる習性の名前ですが、「走光性」(そうこうせい)
といいます。

夜活動する虫たちは、月を見ながら、月明かりに対して一定角度で
飛ぶことで高さや方向を一定に保つしくみを持っている。
人間が作った灯りは、近くにあるので一定の角度を保って飛ぼうと
すると灯りの周りをグルグルと回りながら近づいてしまう。

虫は、より明るい光を月と勘違いして方向の目印に使うために、
知らず知らずのうちに灯りに集まってしまうらしい。
虫たちは光に向かって集まるわけではなくて、単に光の方角を一定
にしようと無限ループで飛んでいるだけなのです。

電撃殺虫器は灯りの近くに集まって来た虫を、高電圧のかかった
電撃格子に触れさせて瞬間的に感電死させる仕組みです。


虫の目は、赤や緑がほとんど見えなくて辛うじて青が見えるので
大半は紫外線を見ているという。
水銀灯、白熱電球などの電球は紫外線を含んでいますが、LEDには
紫外線が含まれていない。

LED化されたコンビニには、虫が集まらなくなっている。
LED照明の普及で電撃殺虫器の必要性が減ってきたのですね。

さらにコンビニのガラスには、UVカットのフィルムが張られてい
たりして、虫にとっては、そこは真っ暗闇の世界にしか見えない
のも理由ですね。

そういえば、LEDの普及で街灯や自販機にも虫を見なくなってい
たんですね。
なるほど、生活環境の変化に意外と気が付いていなかった。

昔は、そうだったと思うことが「どんだけ~~」と
思うのは年のせいか!
コメント (1)
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