いいの何気の部屋

毎日何かに引かれて行動するが 海岸に打ち寄せられる波のごとく 静かに引いてゆく

ポーセリンアートのペンワークでペンクチュール(ぺンで白磁を仕立てるに挑戦)

2018-11-04 10:14:20 | ポーセリンアート
2018年11月4日(曇り)

ポーセリンアートのガラス体験教室に参加してから早1年が過ぎました。
12回目は、ペンワークです。

何気にやっていますが、具体的に何をしているのか整理しないまま1年が過ぎた。(笑)
で、今やってるのは何なのかを振り返る。
陶磁器への上絵付けの方法にはチャイナペイント(又はポーセリンペインティング)が、有ります。
「チャイナ(英語)」も、「ポーセリン(イタリヤ語)」も、磁器を意味するらしい。


※チャイナペイント
昔、中国から輸入された磁器が流通していたため、欧米では磁器のことを「チャイナ」と呼ぶこともあり、“磁器に絵を描く”=“チャイナペインティング”となった。
白い磁器に顔料等で上絵付けして専用の窯で焼成(約800℃)し、定着させたものです。

これらの作品は、「ポーセリンアート」とも、呼ばれています。

絵付けには、「ヨーロピアンスタイル」と、「アメリカンスタイル」の二つの技法がある。
①ヨーロピアンスタイル
モチーフとしてバラや図案化された模様が代表な絵柄。
②アメリカンスタイル
水彩画のようにモチーフの背景まで描き込んで、自然と一体化した絵画のような作品に仕上げるような独特の描写方法に特徴。

だそうな。

ポーセリンアートのペンワークでペンクチュール
※ペンワーク
均一に細い線を描く表現方法の一つ
※ペンクチュール
ペンで白磁を仕立てる(クチュール:仕立てる)

ペンワーク(ペン描きの表現)
絵具は「ミキシングオイル」でやわらかく溶きます(目安はオイル2:絵具1の割合)

※ミキシング(混ぜ合わせること)
ペン先に絵具を取り、ややゆっくりと線を描き、10〜15cm程度の長さが描ける状態が最適だそうな。

ペン先の種類(用途や筆圧に合わせて選ぶ)
①Gペン
もともと英字を書くのに使われたペンである。
「G」に関して、「昔はAペンからZペンまで作られていて、良質なGペンだけが今も使われている」という噂もあるが、それが真実かどうかは定かでない。
②スクールペン
日本で簿記、帳簿用に開発された。Gペンとほぼ同じ形をしているが、側面の切り込みが無く、線がGペンよりも細く硬い傾向にある。
③丸ペン
本来はマッピングペンと呼び、地図の等高線を描くために利用されていた。
細い線が描け、強弱も付けることができるので、Gペンと共に漫画を描くのにも広く利用されている。

で、インストラクタから準備されたのが、丸ぺンでした。

準備した、絵柄の細かい線を書き込んでいく作業です。
カーボン紙の裏面に印刷した模様を皿に乗せて固定し、ボールペンでなぞって模様を転写する。
ミキシングオイルでやわらかく溶いた絵具を丸ペンで描いていきます。



今回はここまでの作業で、時間が来てしまいました。
要領が分からず、慣れない手つきでの作業なので結構疲れます。
途中で終るのは初めてでした。

次回は、描き終えることに集中です。
1回目の成焼が出来るまでが目標です。


はてさて、それまでどの部分をどんな色で色付けするかが頭を悩ますことになるかな。
コメント
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