朝起きて テレビを付けると
「千曲川・多摩川・荒川」等 堤防が決壊し
住宅が広範囲に浸水していて
取り残された人がヘリコプターで救出される様子が飛び込んできました。
絶句・絶句・絶句 被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
大自然の大きな力には
人智が作り上げた堤防などの境界は意味もなさないようです。
50年に一度 100年に一度などというのは
明日 普通に起きる程度の気休めな言葉に聞こえます。
毎年 日本のどこかで大水害被害が発生しています。
私たち出来ることは
目の前の仕事に精を出すことに尽きます。
朝 普通に店を開業できること
このありがたさが身に沁みます。
水害に被災された方々は
これから住み慣れた住居のあとかたずけや
地域の復旧に時間を取られて
いつも通りの生活に戻られるまで 長い時間を過ごされることになります。
毎日の 当り前の日常こそがなんとありがたいことでしょうか!
店は従業員さんが勤務について
お客様がサービスや商品をお買い求めに来られ
取り引き先からは 普通に荷物が届きます。
特別なことがあるからありがたいのではなく
変らぬ日常という生活のベースがあることが 本当は一番ありがたいこと。
「災害にあう」 「病気になる」
これだけで普通の当り前が脅かされます。
ついさっき 使い慣れたパソコンが
WI-FI電波を拾わなくなるトラブルが発生し
右往左往して すったもんだしていました、
毎日当たり前に出来ていたことが停止するだけで大騒動です。
便利になること
便利になりすぎていることの警告でしょうか。
数日すると
そうした思いもどこかへ消え失せて
またいつものように
「もっと楽しいこと」「もっと面白いこと」という煩悩が湧き上がるでしょうが
今日から数日は「当たり前のありがたさ」を味わいたいと思います。
太古から
私たち人間は多くの苦難を乗り越えてきたDNAを持っています。
苦難に出会う度に 人々は団結して人間の真の強さ優しさを発揮してきました、
今回も また乗り越えていくだけです。
ありがたいこと それは当たり前の中に隠れていました。