「山高ければ谷深し」と言われますが まったくその通り
増税前に駆け込み重要あったので
増税後はその反動が来ていて 非繁忙期であることと相まって
タイヤ専門店イマージンの店頭は のんびりムードが漂っています。
しかし 裏の倉庫では
スタッドレスタイヤが続々入荷し 注文ごとに仕分けされて
注文伝票と帳合されたあと 組み込みセットされて倉庫で取り付けまで預かります。
予約スタッドレスタイヤが積みあがり始めました！
昨日 古くからのお客様であるS様が
「オールシーズンタイヤを入れたい」とご来店いただきました。
Sは長らく会社を経営なさっていて御年齢は86歳と伺いました。
不謹慎ながら これが最後の面会かもしれません。
思い浮かんできたのが「一期一会」
ネットで調べると
広辞苑では「一生に一度」と説明されている
「一期一会」を広辞苑で調べると
「一生に一度しかない機会」と説明されています。
「一期一会」の「一期」は、
「生涯」「人生」という意味で、人が生まれてから死ぬまでの期間を示しています。
「一会」には「一度の出会い」という意味があり、
「一期一会」で「生涯でたった一度の出会い」となります。
この場合の「出会い」とは、人との出会いとは限らず、
物やできごととの出会いも含まれていると考えられています。
30周年を迎えて 出会ったお客様も30歳の年をお召しになられました。
出会いは必ず別れを伴います。
この店には 4万人弱の顧客リストがあります
しかし もうこれを活用するのはありません。
これから出会うお客様とは
それが最後の出会いとなるケースも多くなるでしょう、
その一瞬を大切にしたいと考えるようになりました。
誕生して成長し成熟し老化していく流れには 誰も逆らうことはできません。
タイヤ商売としては老化する流れを
アンチエイジングすることに着目することになります。
だからこそ「一期一会」という言葉を意識します。
ありがたいことです。
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