人とタイヤとキーパーコーティング!

タイヤ「安全」と車「キレイ」の領域で 岐阜で専門店展開 ありがたいことです!

「石の上にも三年」専門店経営に乗り出して3年 検証の時至る!

2022年04月28日 | 経営

「3」という数字にはとてつもなく秘密があるそうです。

3年が過ぎて 霧掛かっていた視界が晴れてきた感じを受けています。

来月の5月2日は

令和(5月1日)になった次の日に

開業したキーパープロショップしま店の3周年記念日であり

弊社がタイヤもキーパーも専門店の運営に乗り出した3周年記念日です。

そして7月1日には 

タイヤ屋を開業して33周年記念日を迎えます。

なんと「3」が集まって来ている年回りです、良いことばかりありそうです。

 

タイヤからキーパーへの構造改革というマクロな視点では 

一番苦しい時を乗り越えて ほぼ順調に来ているようですが

ミクロな視点では改善し修正していくことがいっぱいあります。

 

零細企業が存続をかけて

主力業態のタイヤ小売りからキーパー専門店への転換は 

第二創業と名前を付けた一大決心でした。

計画を実現していく段階は 

計画通りにいくわけもなく全て泥縄方式です。

泥縄とは「泥棒を捕まえてから縄を編む」ことに例えて 準備が悪い・していないことを指します。

準備した資金が食い込めば 

借り入れを増やすしかありませんが 

「金融機関は計画が甘いですね」と不信感・警戒感を強めます。(当たり前のことです)

そうなると借り入れが難しくなり 負の連鎖が始まってしまいます。

負の連鎖を断ち切って 正の連鎖に切り替わるターニングポイントはいつやってくるのか?

ひょっとしたら負の連鎖で沈没してしまう恐怖が沸き起こります。

全て外で起こることではありません 自分自身の心の中の葛藤です。

自分を信じて前を向いて進むしかありません。

それも明るい面だけを見ながら! 谷底をのぞき込めば恐怖で引き込まれます。

 

特に零細は 

金もなく人材もなく資源もない 

ナイナイ尽くしの中でチャレンジしていく 見切り発車を繰り返していかねばなりません。

上手く行った理屈は全て後付けです、

とにかく理屈よりも挑戦ですからノリが良くなければ一発でアウト!

思えば何とかなってくるもので 見えざる力の存在を痛切に感じました。

 

とりあえずやってみる それから評価・改善(PDCA)のサイクルに従えば

「石の上にも三年」は評価して修正する丁度良い時期なんです。

そして評価の軸を ロジックとイズムの両面でするにしました。

 

みんな一生懸命やってくれているのですが

上昇していく流れと 下降する流れが店舗に見て取れます。

そこに「3」が大いに関係しているのを強く感じます!

 

泥縄式の経営です。 

とりあえずやってみる=見切り発車ですから

キーパープロショップ専門店を開業する資金は借金 人は店長だけ お客さんは来ない。

そして開業後数年は赤字運営です。

具体的な数字を入れて行けば 

店舗ハードに5000万の投資

収益収支は 開業後3年で累積赤字1500万!!!!!

今思えばアホしか出来ません! 計算高ければ決して乗りださないでしょう!

そういう意味で 私はやっぱりアホですわ。

それも1店舗では飽き足らず2店舗目も同様に

店舗ハードに5000万の投資

収支は やっぱり開業後3年で累積赤字1500万!!!!!

そしてアホはアホの総仕上げ

それまで収支黒字の

タイヤ・キーパー併設店のスゴウ店を改装してキーパープロショップしま店の開業で

店舗ハードに2000万の改装費

そしてやっぱり累積赤字が3年で累積赤字1000万

33年の時の流れの中で 

一番充実していた時は

約2900万円の資本計上があったのですが

タイヤ屋経営の業績が下降していく流れの中にあって 

第2創業に踏み出してからは

設備投資と経費の上昇で 

資本をあっという間に食いつぶして

2年前の29期の決算では

マイナス520万の債務超過となり倒産寸前でした。

でも ここがターニングポイントだとい確信めいたものがありました。

 

平成の創業当時も 

全く売れなく資金不足で支払いが出来ず倒産寸前だったのですが

令和の専門店4店舗体制も債務超過での倒産寸前でした。

要するに土俵ギリギリまで追い詰められたのです、

しかし希望は失うことはありませんでした 

先の岐阜店とせき店が赤字期間を脱して

黒字化して来ていたので 

収支が改善していく期待は高まっていたのです。

 

アホはアホなりにキーパー専門店が最初2年ぐらいは

赤字運営になるとは聞いていましたが 

タイヤ屋が頑張っているうちは連結経営なので何とかなるやろ。

岐阜店が4年目で黒字化してくるのを見て 

今度はせき店を出店して3年しのげば何とかなるやろ 

二匹目のどじょうを狙ってやっぱり赤字・・・・・・まったくアホなオッサンです。

ここら辺で積み上げていた資本をほぼ食いつぶしています。

そして最後のしま店です、

この店のタイヤ・キーパー併設店から 

キーパー専門のしま店への転換こそ一番の賭けでした。

というのもスゴウ店は2003年の開業以来 

それなりにお客様も付いていてくださって黒字運営で来ていたのです。

黒字店舗を改装して赤字店舗にするのはまったくアホの所業です。

 

なぜそうしたアホな行動に出たのか?やっぱり先行きをみたんでしょね それしかありません。

タイヤ屋は イズムがあってもロジックはありません。

イズムとは精神・信念と言います。 

「タイヤ屋はアナログならば儲かる」

しかし時代はそれを否定しデジタル化に向かっています。

ロジックは理論でありマニュアルでありシステムです。 

タイヤ屋は高齢化の中で衰退から脱することは難しく 新しい世界へ行くしかなかったのです。

しかし 延命は出来ます。

アンチエイジングのやり方さえ間違わねば

まだまだ儲かる自信だけは持っていました、それは今も持っています!

 

今の若者にイズムは通じません 

どちらかと言えばイズムは体育会系の要素ですからね。

最初にロジックから入るしかありません。

しかしロジックだけで店の繁盛が頂けるほど世間様は甘くありません、

どこかの機会ででイズムの伝承に向かわねばなりません。

 

専門店をずっと観察をして 

タイヤとキーパー専門店ビジネスの本質を説明できなければなりません。

自分なりに この解説にたどり着いたのはつい最近です。

タイヤの商売の大繁忙が終わって 

頭に中が空っぽになった時 3年で実を付けてきたようにふと湧き上りました。

 

タイヤ屋のオッサンが 

キーパーという素晴らしい教えを学び 

その布教ツールを使わせてもらって

自社のキーパー専門店で若者が活躍し成長しまた伸び悩むなど 

森羅万象を横目で見つつ 

検証をみんなにわかる数字を根拠に 

理解できる言葉で説明し

このように修正する時期に至ったようです。

 

 


勇気づけられた言葉 或るブログより抜粋

 

地上における人間の一生を
探求し続けたソロモン。
そのソロモンが気づいたこと。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
何事にも時があり
天の下の出来事にはすべて定められた時がある。
生まれる時、死ぬ時
植える時、植えたものを抜く時
殺す時、癒す時
破壊する時、建てる時
泣く時、笑う時
嘆く時、踊る時
石を放つ時、石を集める時
抱擁の時、抱擁を遠ざける時
求める時、失う時
保つ時、放つ時
裂く時、縫う時
黙する時、語る時
愛する時、憎む時
戦いの時、平和の時。
 コヘレトの言葉3:1-8
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

何事にも時がある。
すべて定められた時がある。
そうソロモンは唱える。

人生全体を俯瞰したとき、
逆境も何らかの意味をもつ貴重な時であったりする。

もし時をわきまえることができるなら、
時流に逆らい、あせることもなくなるだろう。

流れに乗り、悠然と余裕をもって人生のその時を味わうことができるだろう。

あなたの人生は今、どんな時にあるのだろうか?

「今飢えている人々は、幸いである、あなたがたは満たされる。
 今泣いている人々は、幸いである、あなたがたは笑うようになる。」
                                  (ルカ6:21)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする