空想のねじ

好奇心のおもむくままに、チャレンジしたこと、行動したこと、感じたこと、思ったことを綴っていこうと思います。

続 宮城の神社巡り〜釣石神社〜

2023-12-17 22:00:00 | 神社・仏閣巡り
宮城の神社巡りの続きです。

鹽竈神社から釣石神社へ向かいました。

ススキが一面に広がる幅広い川が続きます。

今どこを走っているのか、土地勘がないので全くわかりませんでしたが、Google マップで現在地を見ると、この大きな川は北上川でした。


北上川(きたかみがわ)は、岩手県中央部を北から南に流れ宮城県東部の石巻市で追波湾に注ぐ一級河川。北上川水系の本流であり、流路延長249 km、流域面積10,150km2は、東北地方の河川の中では最大で、日本全国では4番目の規模である。日本の河川としては勾配がかなり緩いことが特徴である。太平洋に流れる。(Wikipedia)

近づくにつれて、渡る橋が見えてきました。

橋のそばに表示された文字を見て、あっ!と思いました。そうです、震災遺構の大川小学校。
12年前の東日本大震災で大きな被害を受けた場所です。連日のようにニュースで流れていたことを思い出しました。

こんなに穏やかな川がーー。
改めて信じられませんでした。

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竹で簡易的に作られた鳥居。今年中には新しい鳥居が完成予定だそうです。
階段が急なので、上まで上がれない方は左手前から参拝できるようになっていました。

釣石神社は、舘ケ崎の奥地にある産土沢の山上に祀られていましたが、北川上川沿いの現在地に遷宮したと伝わります。

写真の右上の岩、見えますか?
崖の中腹から突き出ています。周囲14メートルの巨石です。「釣山」から「釣石」へ名前が改められるきっかけを作った岩です。
こちらがその巨石。
この巨石は、1978(昭和53)年の宮城沖地震や2011(平成23)年の東日本大震災にも落石することがありませんでした。受験生にとっては、「落ちそうで落ちない受験の神」として、全国から合格祈願者が訪れているそうです。
さらに、毎年12月の第2日曜日には北上川に自生するヨシを刈り取り、氏子さんや近隣の大学生が参加して4.5メートルのヨシ輪が製作されているんだそう。4.5メートル=ヨシ合格にちなんでいます。

はじめにあった写真に、ススキとキャプションを入れましたが、すべてヨシだったんですね😳

お社まで長く続く階段。

階段の途中に青いプレートがありました。

よく見ると、津波で水位が到達した場所を差していました。当時の様子を想像することはできないけれど、津波の恐ろしさを感じた瞬間でした。
 ご祭神 天児屋根命
神職さんのお話も聞くことができてラッキーでした。サンドイッチマンの伊達さんは毎年参拝にいらしているそうです。

おまけ
神社の敷地の隣には唐揚げのお店があるのですが、ちょうど環境大臣が視察に訪れていました。添乗員さんのおすすめということで、唐揚げを食べてみましたが、美味しかった😋ただ、量が多いので、1つを2〜3人で分けた方がいいかもしれません😅

一日はこうして過ぎていきました。
続きます。