空想のねじ

好奇心のおもむくままに、チャレンジしたこと、行動したこと、感じたこと、思ったことを綴っていこうと思います。

2024年の年明けに想う

2024-01-02 17:17:00 | 日記
元旦に起きた「令和6年能登半島地震」。
被害に遭われた地域の方々にお見舞い申し上げます。そして、亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。

元旦は私も帰省中で、近所の神社へ初詣に行き、しばらくみんなで談笑していた時に地震は起こりました。テレビで緊急速報が出されたと思ったら、家族全員の携帯が鳴り響き、只事ではない状況に緊張感が走りました。2回か3回目の緊急音で家が揺れました。震度4でした。震源地から離れているのに、実家がここまで揺れるなんてーー。その後はずっとテレビのニュースに釘付けでした。

昨年は関東大震災から100年、そして東日本大震災から12年目にあたりました。振り返ってみれば、昨年の年明けに深川不動で東日本大震災復興の寄付をし、11月には宮城の旅で津波の被害を受けた女川港で現地を案内されながら語り部さんから話を聞く機会を得、さらには福島の語り部さんからも地震から原子力発電所の放射能漏れ、仮設住宅暮らしと福島の今を聞く機会を得た年でした。

宮城県は自然災害、そして福島県は人災。地震が引き金になったとはいえ、住む方が受けた被害や心の傷を思うと、月日がまだまだ必要なのだなと、胸が痛みました。

とくに女川港では見晴らしの良い高台で話を聞いたのですが、私たちが話を聞いたその場所まで津波が到達していたのでした。目の前で起きた津波の真実を淡々と話す語り部さんの言葉は、話を聞く私たちの心に深く染み込んでいき、当時の光景が目に浮かぶように伝わってきて、自然と涙が溢れ出てきました。

貴重なお話は、年末までに見たり聞いたりした宮城の話としてブログに書こうと思っていたのですが、結局、体調不良なども重なって書けずにいました。

日々の生活は、当たり前ではないのですよね。
毎日を大切に過ごす、そんな一年にしたいなと思いました。

改めて、今年もどうぞよろしくお願いいたします。