Insanity&Genius SATOSHIのBlog続編
My Favorite...



和のもの

例えばお祭りとか、盆踊りとか
よさこいとか、民謡とか。

日本生まれ、日本育ちの僕だが
全然、ワクワクしない。

お神輿を、かつぎたいとか、
全く思わないし、盆踊りも
よさこいも踊りたいとは
全く思わない。

以前、MirrorMuseumの
Akihiroが参加していた
よさこいのチームの曲を
書いたことがあるが、
曲を書いたついでに、
いっしょに踊らないかと
誘われたがもちろん、
丁重にお断りした。

じゃ、ダンスならやりたいのか?

やりたくはないけれど
エンターテイメントとして
観るのは楽しい。

話が逸れるけど、先日、観に行った
バスケットの試合のハーフタイムに
ダンスのプロリーグ、Dリーグのチームが
ゲストでパフォーマンスを披露した。

異業種がコラボしてお互いの活性化になる
素晴らしいアイディアだ。

話を戻します。

要するに和のものが
カッコいいと思わないのだ。

なので民謡のフレーズを入れることが
条件だったよさこいの曲を作るのは
随分苦労した。

なんていうか、和と西洋の音楽
では合わないと思うのだ。

いつも書いているけど、
僕がそう思うだけで、
和のものは、つまらないとか
くだらないとか言ってる
わけではありません。

僕の好みです。

例えて言うなら、サシミを食べながら
コーヒーを飲むような。

三味線は同じ弦楽器として興味はある
けれどやってみたいとか、コラボして
みたいとかも思いません。

これはサシミを食べながら
パスタを食べるような感じかな?

和太鼓も同じです。
叩いてみたいとか全く
思いません。

聴いているのも
メロディーが無いため、
延々とドラムソロだけの
Liveようで、正直、
退屈です。

これも例えていうなら、
おかずなしで、白米のみ
を食べつづける感じかな?

もう1度言いますが僕の
好みです。

好きな方、一所懸命に
やっている方をけなしている
わけではありません。

でも他の人の作品では、
和と西洋音楽を上手く融合した
ものがありこれは素晴らしいと
思います。



かぐや姫/加茂の流れに

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Insanity&GeniusはGutar、Bass
Drumsの3人編成、全員Vocalを
やります。

Liveでは3人だけで演奏します。

3人編成のバンドは珍しくは
なく有名なバンドにもたくさん
います。

先日、テレビでヒット曲も
何曲もあるBNを観ました。
(Blackmore'sNightでは
 ありません。念の為)

BNも同じ3人編成です。

昔からテレビではよくある
歌以外は録音で生演奏の
フリだけのように見えました。

というのも、Guitar、Bass、Drums
の3人なのにその曲のイントロは
画面では見えないキーボードと
ストリングスの分厚いサウンドで
始まりました。

全編でその分厚いサウンドのまま
その曲は終わりました。

メンバーによる3つの楽器が
フリだったのか、演奏はしていたのか
はよく見ればわかっただろうけれど、
どちらにしても、生演奏に
聴こえなかったのだから、この際
どちらでも大差はありません。

音楽をやっている人ならもう
おわかりだと思いますが、
同期を使っているのでしょう。

事前に録音された音源を再生しながら
ドラマーがそれを聞いてそれに
合わせて演奏する。

最近ではアマチュアでもLive
で使っているのを観るのも
珍しくありません。

ただ、それをやるとせっかく
3人が生で演奏していても
録音音源に合わせる為に
生演奏で生まれるノリや
ドライブ感が失われてしまう
と思うのです。

Liveでカラオケ音源を使って
1人Hard Rockとかやってる奴が
何を言ってるんだと
お思いでしょう。

実は1人で活動するにあたって
最初はそれを考えてエレキギターでは
なくアコギの弾き語りスタイルを
選んだのです。

ただ、やっていくにつれてアコギには
アコギに合う曲があるということに
気が付きました。

大本の目的はInsanity&Geniusの
プロモーションと自分のフロントマン
としてのパフォーマンス向上が目的
だったので、曲もInsanity&Geniusの
曲をアコギで弾いて歌っていました。

でも、やはりHard RockはHeavyなGuitar、
音圧とDrive感を生むBassとDrumsは
不可欠です。
アコギの弾き語りでやるHard Rockは
物足りない感は否めません。

曲によってはなんとか上手くハマった
ものもありましたが、そうではなく
アコギで100%の音を出し切れる
タイプの曲を用意するべきだと
いうことに路線変更しました。

そうするとHard Rockはどうする?
その頃は、Insanity&Geniusが、
無期限活動停止状態だったので、
随分Hard Rockを演奏していません
でした。

それで思いついたのが、
歌とリードギターのみ生演奏で
あとはカラオケでやってしまえば
アコギHardRockよりは物足りない感
は軽減されるのではないか?

元々は3人の生演奏に録音
音源が混ざることによって
全体の生演奏感が失われるのが
嫌だったので、ならばいっそうのこと
全部、録音でいいんじゃないか?

手探りで始めてみたら、こっちの
方が良いというお声も頂くように
なってきた。

初期の頃は、バンドで再現できる
ことを前提にオーバーダビングも
最小限にしていたんだけど、
途中から開き直りでどうせ録音なら
コーラスもストリングスも思いっきり
ダビングして、到底生演奏できない
ような音にしてみた。

それなりに評判もよかったので、
こういう活動もありかなと思って
いた頃に、Insanity&Geniusが
3年8カ月ぶりに活動再開できる
ことになった。

久しぶりにスタジオに集まって、
1曲演奏してみて驚いた。

やっぱり人間には敵わない。

どれだけダビングして音を重ねても
録音は録音だ。

2人のBassとDrumsの出す
ドライブ感は絶対に機械では
出せない。

最近話題のChatGPTのように
職業によっては、どんどん
AIに代用され
仕事が無くなっていく業種が
ある。

業界の人は薄々気が付いている
はずなのに誰も言わないが、
僕の職業、薬剤師も、もう既に
不要になった職業だ。

全てAIで代用可能で
しかも人間と違ってミスしない。

でも特にHard Rockを演奏することは
僕が生きている間にAIに
とってかわることは出来ないと思う。


アコギで100%生きるタイプの曲と
思う曲の例です。
「傷だらけのギター」

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ほとんど昨日の続きです。

子供の頃、我が家にテレビは
1台しかなかったけど、幸い
なことに、親父はスポーツ番組に
興味のない人だったので、
午後7時の子供向け番組の
ゴールデンタイムは自由に
テレビを見ることが出来た。

まだ家庭用のビデオデッキの
ない時代なので、見逃したら
おしまいの時代にこれは
とても幸運だったことに
気が付いたのは、最近のこと
ですが…。

時期がずれているかもですが、
1週間のスケジュールはこんな感じ

日曜日 午後7時 UFOロボグレンダイザー
    午後7時30分 宇宙戦艦ヤマト
月曜日 午後7時 ザ・カゲスター
火曜日 午後7時 アクマイザー3
水曜日 午後7時 秘密戦隊ゴレンジャー
木曜日 午後7時 大空魔竜ガイキング
金曜日 午後7時 マシン隼(はやぶさ)
土曜日 午後7時30分 仮面ライダーストロンガー
    午後8時 人造人間キカイダー

この頃は地方と東京では、放送曜日、時間が
違っていたので、雑誌に書いてある放映日と
違う時間に放送されることもよくあった。

「8時だよ、全員集合」は、小学校で
あれは悪い番組だから見てはいけません
と吹き込まれたので興味がなかった。

こんな感じでテレビの子供向け番組は
全て制覇という感じだったので、自然と
主題歌も覚えた。

その頃は学校で無理やりやらされる、
ハーモニカ、縦笛はちっとも楽しく
なかったし、ピアノを習っている子供
には楽勝なんだろうけど、
家に鍵盤楽器のない子供にも、
音楽の教科書の裏表紙に書いてある
鍵盤の絵で練習して、オルガンを弾け
なんていうほとんど虐待のような
音楽のテストとかあったので、
音楽は興味がないどころか
嫌いだった。

昨日書いた、テレビから流れる
カッコいい主題歌と、学校で
習うクソつまんねー音楽は
全くの別物だった。

この頃の今でいうアニソンは
主題歌だけでなくBGMもいい曲
が多く映画のサントラと同じように
オーケストラをメインに
ホーンセクションなど
クラシックの楽器の音で作られていて
自然とカッコいい音の基準が
僕の中にできた。

今でもクラシカルな音楽を
カッコいいと思うのは、
RAINBOWでも、Yngwieでも
なく、もちろんあのクソつまんねー
学校の音楽の授業でもなく
子供向け番組、アニソンからだ。



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子供の頃、一番最初に好きに
なった音楽はアニソンだ。

覚えている限りカッコいい曲
だと思った最初はグレート
マジンガーか仮面ライダーX
だと思う。

この両番組はオープニングだけでなく
シングルのA面B面のように、
エンディング曲もカッコよかった。

それから少し後に始まった
宇宙戦艦ヤマトはアルプスの少女ハイジ
の裏番組だったこともあり
優等生女子向け番組のハイジよりも
男ならヤマトを観る方がカッコいいと
思った。

有名すぎるオープニング曲を
歌うささきいさおの唄声は
太く男らしく力強かった。
エンディングの真っ赤なスカーフは
これは子供向け番組の曲ではない。
大人の音楽だと思った。

そのころ幼稚園や小学校で
習う曲はちっともカッコよく
なかった。

歌詞の内容がお行儀よすぎたのも
あるが、メロディーにも魅力を
感じなかった。

同時期に歌謡曲ではピンクレディー
がデビューしてテレビで聴かない日
がないくらいだったが、僕には
アニソンの方がずっと魅力的だった。

歌謡曲で最初にいい曲だと
思ったのは、沢田研二の
勝手にしやがれだった。

その後、Godiegoを知り、
かぐや姫、井上陽水など
のアーティストが自作曲であること
の衝撃をうけて、
「よし、俺も自分で作曲する人に
 なろう」
と思って曲作りを始めた。

その時にどうしてアニソンは
カッコいいのに、学校で習う曲は
カッコよくないのだろうという
疑問が湧いてきた。

ピンクレディーより少し先に出てきた
キャディーズの曲は全然好きに
ならなかったけどピンクレディーの
曲はまあまあ好きだったような
気がするのは何故だったのか?

それはギターを覚えて曲作りを
するようになって謎が解けた。

好きな曲のほとんどが
マイナーキーなのだ。

その後も中森明菜の曲は
好きな曲が多かったが、
松田聖子の曲は全然好きな曲
が無かった。

中森明菜のヒット曲は
知っている限り全てマイナーキー
であるのに対して
松田聖子のヒット曲は
ほとんどメジャーキーだと思う。

グレートマジンガー
仮面ライダーX
哀愁のあるメロディーを
水木のアニキの
これぞ、男の
低く力強い声で歌う。

これが僕の作りたい音楽の
原点だ。

ハードロックを
今もやっているのも
カッコいい音楽、
男らしい音楽だと思うから。

今でも曲を作ると時々
人からアニソンっぽいね
と言われることがあると、
ちょっと嬉しい。

3ツ子の魂、百までもという
言葉があるが、子供の頃に
受けた影響は50年近くたった今でも
変わらないように思う。



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曲を作る時、以前はいつもメロ先でした。

歌メロを先に作るというヤツです。

ハードロックの多くはリフ先で
まずバッキングを先に作って
そこにヴォーカリストが歌メロ
と歌詞をつけるやり方が多いようです。

過去のインタビューなどから
Deep PurpleやVanHalen、
Michael Schenkerなどがこの方法
で曲を作っていることがわかります。

ここからは僕の好みですので、
僕の考えが正しいとか主張したい
わけではありません。

僕がその曲を好きになるかどうかは
まずヴォーカルメロディーが、
グッとくるかどうかです。

Michael Schenker Grupeは、
まずマイケルシェンカーの
ギターリフがありそこに乗る
ゲイリーバーデンの歌メロの
良さがあってこその
マイケルシェンカーの
ギターソロがより曲の輝きを
加えると思うのです。

同じようにRAINBOWは
リッチーのリフに
ロニージェイムスディオや
ジョーリンターナーの作った
歌メロが乗りそして、
リッチーのギターソロが
花を添える。

いくらリフはカッコよくても
素晴らしいギターソロでも
歌メロがグッと来ない曲は、
あまり聴きたくなりません。

人間の脳は人の声に反応する
ようになっているんだと
思います。

世の中のヒット曲の中でヴォーカル入り
の曲がインスト曲に比べて圧倒的に
多い理由だと思います。

RAINBOW、Dioと素晴らしい歌メロを
書いたロニーはDioの後期になると
ネタが尽きたのか、バックのギターリフ
はカッコいいのに、グッとくる歌メロが
全然書けなくなりました。

同じようにLedZeppelinの後半のアルバム
はロバートプラントの歌メロがいかにも
やっつけ仕事に聴こえてどうも印象に
残りません。

これの逆をやったのがリッチー
ブラックモアで、ギターは結構
同じようなことをやっていても
歌メロを書く人を交代させること
によってネタ切れを防いでいたんだと
思います。

グラハムボネットが1枚でクビに
なったのも、どうやら当時のグラハム
はあくまでシンガーで歌メロを
作ったことが無かったらしい
ことがうかがわれます。
Down to Earthの作曲のクレジットに
グラハムの名前が無いのは契約上の
問題だけでなくこういう事情だった
のだろうと思います。

RAINBOWをグラハムがクビになった後
加入したMSGで初めて歌詞と歌メロを
書いたのだろうと思います。

どの順番で作ったかはわかりませんが
Assault Attack の1曲目の
同名タイトルトラックは
前半はただ、わめいているだけ
後半はリフとユニゾンで歌っているだけ
という感じに聴こえます。

それでもこのアルバムではインスト曲
以外の全曲にBonnetのクレジットが
あります。

というふうに僕の音楽の良し悪しの
基準は歌メロなので自分の曲は
まずメロディーが納得のいくもの
でないといけないと思うのです。

不思議なことにいい歌メロが
思いつくと、それに引き寄せられる
ように、良いイントロ、ギターソロ
がすぐに思いつきます。

くどいようですが、僕の場合ですので
異論があることは百も承知です。

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