最近テレビをにぎわしている 結婚詐欺女のように、何やって 喰っているのかわからない人って 結構いると思う。 僕はミュージシャンは夢を売るのが 仕事なのであえて秘密の部分が あった方が聴く方に自由に想像 して頂けるのではないかと思い 実年齢、私生活はナイショにする ことにしたのですが前々回の話の 流れよりその一部の、現在生計を 立てている職業をバラしてみよう と思います。
一応秘密をバラすのは今回限り のつもりなんだけど元々嘘がつけない 性格なんで、既にかなりバレてること だらけですけどね。
僕は子供の頃に病気で入院したこと がありまして、その頃に大人になった ら、病気の人を助ける仕事をしたい と考えたことがありました。
ただそれはある意味で大人を安心 させる為の優等生的回答で僕の夢の 本心は漫画家→ミュージシャンだった のですが、その当時はそんな非現実的 な夢を応援してくれる大人は皆無 でした。
中学生になり高校進学がせまって 来るとその進路の選択をせまられ ます。 しかし僕には医療を仕事に するという漠然とした構想しか 無かった。大体自分は注射とか 大嫌いで人の腹を切ったりなんて とても出来そうにないので医者は 無理そうだし、何と答えようかと 困っていました。
そんなある日、読んでいた忘れ もしない新譜ジャーナルという 雑誌に前々回の風の大久保一久 さんの記事が載っていてそこに
大久保一久 薬剤師の免許を持つ
というプロフィールが、書かれて いた。
免許を持ちつつミュージシャン! これだ!!
薬剤師という職業があることも その時知った。 薬剤師なら苦手な注射などしなくて いいし目標でもあった医療の仕事 だ。
この時のひらめきから僕は免許を 持ったミュージシャンをめざすこと になり、今残念ながら音楽で生活は していないけど、仕事をしながらも 音楽を続けることが出来ています。
大久保一久さんが薬剤師で無かったら 僕の人生は大きく変わっていたんじゃ ないかと思う。
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