ヤマトファンの多くが批判的だった
2009年公開の宇宙戦艦ヤマト復活篇
の音声を旧来の柏原満さんによる、
効果音と大半のBGMを旧作の未発表
音源などに入れ替えて、制作された
ディレクターズカット版が公開
されたのが2012年。
僕の好みなので、他の方々の意見が
間違っているとかいうつもりは
全くありません。
その上で僕には、あの大好きだったヤマト
らしさが感じられるのはこの
復活篇ディレクターズカットだけなのです。
今も継続しているリメイクシリーズの
2199、2202はどうしても
別の人が作った別物、RitchieBlackmore
のいないDeepPurpleのように感じる
のです。
2199は最初始まった時は喜んで
観ていたのですが、ストーリーが
進むにつれてだんだん違和感が大きく
なりトドメはヤマト最大の魅力の
波動砲を封印してしまうという
暴挙。
西崎義展のいないヤマトは、こんなにも
別物になってしまうのか・・・。
その西崎義展の最後に遺した仕事
復活篇ディレクターズカットは
西崎氏亡き後を残った人たちで
引継ぎ完成された。
2009年公開版ではオリジナルのヤマト
の作曲家だった宮川泰氏も羽田健太郎氏も
既に他界していたため、重要な場面で、
クラシックの有名曲が使われたが、これが
ヤマトらしさを損なった要因の1つだと思う。
そこでこのDC版では大部分を旧作の未発表曲などに
差し替え、効果音を柏原満さんのオリジナル音に
差し替えたことによるサウンド面の変更で
各段にヤマトらしさが上がったと思う。
映像のDVDは発売されてすぐ買ったが、
このサントラはしばらく買わなかったら、
気が付いたら廃盤になったのか、
どこにも在庫がなくなった。
あるのは定価以上の価格のついた
中古盤のみ。
買い逃したか・・・。
それが今年5月に再生産されたのか
新品が出回った。
今回は逃すまいとすぐに買った。
これはBGM集で旧作のヤマトにも
これと同じようなBGM集が発売
されていてここもヤマトらしさを
感じさせるところだ。
聴いてみると録音は新しく録音
されているので、まさしく現代に
蘇ったあの宇宙戦艦ヤマトの
復活篇だ。
それにしてもこの復活篇は3部作の
第1部なのだが、このディレクターズ
カットからでもすでに8年が過ぎた。
その間2199、2202と制作され
2205の制作が既に発表されているが
復活篇第2部が観れる日訪れるのだろうか?
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