こんにちは、彩りプロジェクトです。
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。
少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。
彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。
(前回から続く)
キリンビールはクリエーティング・シェアード・バリューを推進する部署があります。
CSV本部がそれにあたります。
キリンフリーはこのコンセプトのもとに開発された商品となります。
フリーはまず第一の方向性(社会問題を解決する製品・サービス)に基づいているのです。
飲酒運転による交通事故多発という社会問題の解消に向けて開発した世界初のノンアルコールビールがキリンフリーなんです。
さらに、採取したての岩手県遠野市産ホップを凍結して原料として使っている「一番搾りとれたてホップ生ビール」などの製品は、生産農家の存続という地域問題の解決にも貢献しているといいます。
環境負荷を低減する容器の開発も、第一の方向性に合致していると言えると思います。
出荷製品の集約化による積載量の多いトラックによる台数を削減する取り組みは、第二の方向性(バリューチェーンの競争力強化と社会への貢献の両立)です。
被災地に対する農業支援は、事業展開地域での競争基盤強化につながっているといえます。
これらは第三の方向性(事業展開地域での競争基盤強化と地域への貢献の両立)でしょうね。
被災地に対する現在のキリンの取り組みにもふれておかなければなりませんね。
2011年7月に「復興応援キリン絆プロジェクト」というスローガンを掲げて支援活動をスタートしました。
まずはハードの支援でした。
農林水産省、県、市とのつながり。大学との連携。ビールなどの原料、飼料の拠点作り。仙台工場の復興。農業機械支援でJAと協働。
支援の予算は60億円という大きなものですが、初期の支援が一段落すると地域農家が今後の成長プランを描けるような支援へと変化してきました。
キリンは次なるステージとして、ソフト支援を行いました。
バリューチェーン作りを推進し、恒常的に成長出来る仕組み作りを行っているのです。
まずはチャネルです。
・6次産業化(生産→加工→販売)
・量販市場に販路拡大
・業務用市場に販路拡大
次に規模毎による連携。
次に地域ブランドの育成といった具合です。
公募で選ばれた農業団体の中から、支援先と支援金額を決定し支援先の農業団体が事業を実施する際のブランド育成や販路拡大にもキリン社員が活動していくのが基本的な形です。
さらには、世代間のつながりを活性化する為に、ネットワーク作り支援、将来の担い手・リーダー育成を支援、農業高校への就学を支援。などの活動を行います。
これらを具体的な形にする為に、東北復興・農業トレーニングセンタープロジェクトで行っているのです。
農業経営者リーダーズネットワークin東北では、岩手、宮城、福島3県の農業法人の経営に携わっている人を対象にした生産管理や会計・財務・マーケティングといった経営の各分野の基礎知識を東北大学で学ぶことが出来ます。
復興プロデュースカリキュラムin東京では、三菱地所などが主催する市民大学「丸の内朝大学」の1講座として、被災地の復興につながる農業ビジネスを仕掛ける人を育てる人材を育成する事を目的としています。
キリンビールの取り組みは他にもありますが、これらをCSV本部が主となり活動していっているのです。
クリエーティング・シェアード・バリューのコンセプトをご理解いただくのに、非常にわかりやすい取り組みだったので、キリンの事例をご紹介いたしました。
くしくも大震災という新たな活動ステージが日本にはあると言う事で、このコンセプトが推進されているのは正直あまり心地が良いものでは無いですが、これからの人々に対して希望ある将来を一緒に生きて行く為には、重要な取り組みであります。
個人的に出来る事はキリン商品を購入する事となります。
CSVはこのように結果、その企業のファンを作る事になる活動であると言えます。
皆さんの企業でも、少しづつ取り入れてみたらいかがでしょうか?
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
お気軽にご相談下さい。
当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。
どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。
このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。
少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。
彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。
(前回から続く)
キリンビールはクリエーティング・シェアード・バリューを推進する部署があります。
CSV本部がそれにあたります。
キリンフリーはこのコンセプトのもとに開発された商品となります。
フリーはまず第一の方向性(社会問題を解決する製品・サービス)に基づいているのです。
飲酒運転による交通事故多発という社会問題の解消に向けて開発した世界初のノンアルコールビールがキリンフリーなんです。
さらに、採取したての岩手県遠野市産ホップを凍結して原料として使っている「一番搾りとれたてホップ生ビール」などの製品は、生産農家の存続という地域問題の解決にも貢献しているといいます。
環境負荷を低減する容器の開発も、第一の方向性に合致していると言えると思います。
出荷製品の集約化による積載量の多いトラックによる台数を削減する取り組みは、第二の方向性(バリューチェーンの競争力強化と社会への貢献の両立)です。
被災地に対する農業支援は、事業展開地域での競争基盤強化につながっているといえます。
これらは第三の方向性(事業展開地域での競争基盤強化と地域への貢献の両立)でしょうね。
被災地に対する現在のキリンの取り組みにもふれておかなければなりませんね。
2011年7月に「復興応援キリン絆プロジェクト」というスローガンを掲げて支援活動をスタートしました。
まずはハードの支援でした。
農林水産省、県、市とのつながり。大学との連携。ビールなどの原料、飼料の拠点作り。仙台工場の復興。農業機械支援でJAと協働。
支援の予算は60億円という大きなものですが、初期の支援が一段落すると地域農家が今後の成長プランを描けるような支援へと変化してきました。
キリンは次なるステージとして、ソフト支援を行いました。
バリューチェーン作りを推進し、恒常的に成長出来る仕組み作りを行っているのです。
まずはチャネルです。
・6次産業化(生産→加工→販売)
・量販市場に販路拡大
・業務用市場に販路拡大
次に規模毎による連携。
次に地域ブランドの育成といった具合です。
公募で選ばれた農業団体の中から、支援先と支援金額を決定し支援先の農業団体が事業を実施する際のブランド育成や販路拡大にもキリン社員が活動していくのが基本的な形です。
さらには、世代間のつながりを活性化する為に、ネットワーク作り支援、将来の担い手・リーダー育成を支援、農業高校への就学を支援。などの活動を行います。
これらを具体的な形にする為に、東北復興・農業トレーニングセンタープロジェクトで行っているのです。
農業経営者リーダーズネットワークin東北では、岩手、宮城、福島3県の農業法人の経営に携わっている人を対象にした生産管理や会計・財務・マーケティングといった経営の各分野の基礎知識を東北大学で学ぶことが出来ます。
復興プロデュースカリキュラムin東京では、三菱地所などが主催する市民大学「丸の内朝大学」の1講座として、被災地の復興につながる農業ビジネスを仕掛ける人を育てる人材を育成する事を目的としています。
キリンビールの取り組みは他にもありますが、これらをCSV本部が主となり活動していっているのです。
クリエーティング・シェアード・バリューのコンセプトをご理解いただくのに、非常にわかりやすい取り組みだったので、キリンの事例をご紹介いたしました。
くしくも大震災という新たな活動ステージが日本にはあると言う事で、このコンセプトが推進されているのは正直あまり心地が良いものでは無いですが、これからの人々に対して希望ある将来を一緒に生きて行く為には、重要な取り組みであります。
個人的に出来る事はキリン商品を購入する事となります。
CSVはこのように結果、その企業のファンを作る事になる活動であると言えます。
皆さんの企業でも、少しづつ取り入れてみたらいかがでしょうか?
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
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どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
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