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マーケティング研究 他社事例 その230 「脱下請けの国産鍋」 ~世界へ~

2018-09-18 08:40:10 | ビジネス
マーケティング研究 他社事例 その230 「脱下請けの国産鍋」 ~世界へ~


土方副社長は「海外製のホーロー鍋で作った料理を食べたら、驚くようなおいしさだった」と語ります。

しかし、既存の鋳物ホーロー鍋は、鋳物の微妙な形のズレや鍋と蓋の表面の凸凹により、密閉する事が難しかったのです。

自社の鋳物と精密加工の技術を駆使して、ステンレス鍋並みに密閉性の高い鋳物ホーロー鍋に実現できれば海外メーカーに勝てると愛知ドビーは決断したのでした。

開発期間は3か月を予定していましたが、納得できる鍋は完成しませんでした。

1年、2年と月日が流れ、試作品は1万個を超えたといいます。

なんとか製品化にこぎつけた時には3年もの月日が経過していました。

「何度もくじけそうになったが、あきらめなかった。我々にはそれしかなかったからだ」

土方社長は当時を振り返ります。

こうして開発された鋳物ホーロー鍋のバーミキュラは、鍋と蓋との隙間が0.01mm以下という密閉性が生む料理のおいしさや、メードインジャパンの高い品質が、口コミなどで次第に評判になり、飛ぶように売れて行きました。

TV等でも取材されていましたので、目にしたことがある方も多いかもしれません。

さらに「使って楽しんでもらえる鍋」というコンセプトを掲げ、火加減や調理方法が通常とは異なる無水調理ならではのレシピを積極的に公開しています。

愛知ドビーは、バーミキュラの成長に伴い、昨年で下請けの仕事を終了しました。

鋳物や精密加工の職人たちは、自社ブランド製品の開発・製造に専念できるようになり、モチベーションが高まっていると言います。

「世界中の家庭にバーミキュラを広めたい」

土方社長の挑戦は第2幕を迎えています。


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現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

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「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

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