マーケティング研究 他社事例 その230 「脱下請けの国産鍋」 ~世界へ~
土方副社長は「海外製のホーロー鍋で作った料理を食べたら、驚くようなおいしさだった」と語ります。
しかし、既存の鋳物ホーロー鍋は、鋳物の微妙な形のズレや鍋と蓋の表面の凸凹により、密閉する事が難しかったのです。
自社の鋳物と精密加工の技術を駆使して、ステンレス鍋並みに密閉性の高い鋳物ホーロー鍋に実現できれば海外メーカーに勝てると愛知ドビーは決断したのでした。
開発期間は3か月を予定していましたが、納得できる鍋は完成しませんでした。
1年、2年と月日が流れ、試作品は1万個を超えたといいます。
なんとか製品化にこぎつけた時には3年もの月日が経過していました。
「何度もくじけそうになったが、あきらめなかった。我々にはそれしかなかったからだ」
土方社長は当時を振り返ります。
こうして開発された鋳物ホーロー鍋のバーミキュラは、鍋と蓋との隙間が0.01mm以下という密閉性が生む料理のおいしさや、メードインジャパンの高い品質が、口コミなどで次第に評判になり、飛ぶように売れて行きました。
TV等でも取材されていましたので、目にしたことがある方も多いかもしれません。
さらに「使って楽しんでもらえる鍋」というコンセプトを掲げ、火加減や調理方法が通常とは異なる無水調理ならではのレシピを積極的に公開しています。
愛知ドビーは、バーミキュラの成長に伴い、昨年で下請けの仕事を終了しました。
鋳物や精密加工の職人たちは、自社ブランド製品の開発・製造に専念できるようになり、モチベーションが高まっていると言います。
「世界中の家庭にバーミキュラを広めたい」
土方社長の挑戦は第2幕を迎えています。
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。
こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。
メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。
なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。
金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。
「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。
「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。
※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)
・ここのところ、資金繰りが不安定だ
・よくわからないが売上げが減少している
・自社の状況を客観的に把握したい
・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい
・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
お気軽にご相談下さい。
当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。
どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。
→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。
土方副社長は「海外製のホーロー鍋で作った料理を食べたら、驚くようなおいしさだった」と語ります。
しかし、既存の鋳物ホーロー鍋は、鋳物の微妙な形のズレや鍋と蓋の表面の凸凹により、密閉する事が難しかったのです。
自社の鋳物と精密加工の技術を駆使して、ステンレス鍋並みに密閉性の高い鋳物ホーロー鍋に実現できれば海外メーカーに勝てると愛知ドビーは決断したのでした。
開発期間は3か月を予定していましたが、納得できる鍋は完成しませんでした。
1年、2年と月日が流れ、試作品は1万個を超えたといいます。
なんとか製品化にこぎつけた時には3年もの月日が経過していました。
「何度もくじけそうになったが、あきらめなかった。我々にはそれしかなかったからだ」
土方社長は当時を振り返ります。
こうして開発された鋳物ホーロー鍋のバーミキュラは、鍋と蓋との隙間が0.01mm以下という密閉性が生む料理のおいしさや、メードインジャパンの高い品質が、口コミなどで次第に評判になり、飛ぶように売れて行きました。
TV等でも取材されていましたので、目にしたことがある方も多いかもしれません。
さらに「使って楽しんでもらえる鍋」というコンセプトを掲げ、火加減や調理方法が通常とは異なる無水調理ならではのレシピを積極的に公開しています。
愛知ドビーは、バーミキュラの成長に伴い、昨年で下請けの仕事を終了しました。
鋳物や精密加工の職人たちは、自社ブランド製品の開発・製造に専念できるようになり、モチベーションが高まっていると言います。
「世界中の家庭にバーミキュラを広めたい」
土方社長の挑戦は第2幕を迎えています。
「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。
経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。
彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。
研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。
保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。
また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。
また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。
こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。
メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。
なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。
金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。
「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。
「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。
※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)
・ここのところ、資金繰りが不安定だ
・よくわからないが売上げが減少している
・自社の状況を客観的に把握したい
・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい
・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい
この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。
彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)
経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」
「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」
というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。
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当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。
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→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
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