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マーケティング研究 他社事例 その235 「物流施設の人手不足に立ち向かう」 ~一気通貫システムで世界をリード~

2018-09-27 09:01:53 | ビジネス
マーケティング研究 他社事例 その235 「物流施設の人手不足に立ち向かう」 ~一気通貫システムで世界をリード~


ダイフクと言う会社をご存知でしょうか?

ネット通販の普及で荷物量は増える一方で、物流センターでは人手不足が深刻です。

ダイフクは顧客の荷物システムを提供し、人員を削減できるため、注文が殺到しているのです。

自動化のニーズは物流業界にとどまりません。

アジアでは人件費が上昇し、有機ELや半導体の製造工場でモノを運ぶ自動化システムの需要が高まっています。

ダイフクの2018年3月期に売上前期比26%増の4040億円、営業利益前期比70%増の390億円で過去最高益を更新しました。

株価は現在5600前後を推移しており、2年間で3倍以上に上昇しています。

自動搬送システムでは、個別の機械に強みを持つメーカーは他にもあります。

しかし、システム全体を一気通貫で手掛ける企業は少なく、ダイフクは世界のトップシェアを誇ります。

その要因の一つが、国内外で10件以上に上るM&Aでした。

2004年にキトーから流通企業向けの物流システムを、2012年には日立プラントテクノロジーから液晶パネル向け搬送システムのサービス事業を買収しました。

海外でもアメリカの搬送機器やピッキングロボットなどの会社を買収し、搬送システム全体を提供できる体制を整えてきました。

北條社長は、多くの機器を内製化いており、顧客に合わせたシステムを提案できると話します。

一度導入すれば、自社製品を取り換える為にメンテナンスサービスの利益率が高いのも特徴となります。

特に北米では成長余地が大きく、ネット通販の他に自動車工場や空港で設備の更新需要が伸びています。

搬送システムは産業や株式市場でも地味な存在でしたが、ダイフクの時価総額は7000億円を超えました。

同社は業界の存在感を高める役割も担っていますね。


「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 





現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

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