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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

マーケティング研究 他社事例 399 「マーケティング4.0時代に必要な考え方1」 ~日本式マーケティングは稼げない!?~

2019-08-28 08:53:41 | ビジネス
マーケティング研究 他社事例 399 「マーケティング4.0時代に必要な考え方1」 ~日本式マーケティングは稼げない!?~


マーケティングには現在、様々な定義があります。

中でも、「価値を理解、創造し、届け、顧客に伝える事」というのが、最近言われている定義です。

ここで言う「価値」とは何でしょうか?

プロダクトアウトとマーケットインという考え方がありますが、マーケットインの考え方に基づき、考えて行きたいと思います。

実は、マーケティングでいうところの価値とは何かを考えるときに、ひとつの問題があります。

それは価値とは何かについて、人は常々、誤解しがちな事です。

例えば、リモコンメーカーのエンジニアはリモコンにボタンを増やすことこそが価値だと思うかもしれません。

しかし、消費者にとっては、何がリモコンの価値でしょうか?

確かに、若者がターゲットなら、最新機能の装備によってボタンの数を増やすことを歓迎するユーザーも多くいるかもしれませんし、一方で50代以上なら、老眼がつらいため、ボタンの数を減らし、その分、ボタンを大きくして欲しいという要望が増えるかもしれません。

つまり価値とは、セグメントによって決まるという事になります。(ターゲット顧客の購買行動次第で決まる)

そこで、マーケティングを考える際は、何より、顧客にとっての価値が何であり、顧客がどのように(商品やサービスを)選択するのか?について、丁寧に理解する必要があります。

マーケティングの世界では、ここ数年「マーケティング4.0」という言葉を身近に聞くようになりました。

フィリップ・コトラーが著書「コトラーのマーケティング4.0 スマートフォン時代の究極の法則」で提唱し、広まった概念です。

コトラーの提唱する「マーケティング4.0」とはつまり、デジタルマーケティングを進めていくことです。

SNSなど、ソーシャルメディアを通じて効率的なコミュニケーションをし、AI(人工知能)やビッグデータをより活用して展開していくマーケティングのことです。

デジタルはもちろん、先に挙げたマーケティングの使命を実現する為のツールのひとつでもあります。

(続く)


「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

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現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。

※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)

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