おや? なんだろう? おもしろいね~ と自然に笑顔になり、楽しんで取り組みたいですね。 まさしくそれは彩りですね!!

卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

自ら動き出す組織 保育園編⑦ ~変化を感じる社員~

2018-02-23 07:39:46 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。

このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



従業員からのヒアリング後に手を付けた改善は、安全面への配慮と働き方に関してであった。

大きな工場設備も保有していたが、人命に関わるような事故に至っていなかったものの、安全対策が万全では無かった事を指摘された高橋は外部のコンサルタントを入れて安全対策を練り実行したのだ。

社員は「何か違う」ということを感じ取っただろう。

社長とのランチミーティングには多くの社員が集まるようになった。

そこでは未来への希望等も語られ、とても明るい雰囲気になっていったという。

何人かの有志が立ち上がり、オフサイトミーティングが行われるようになった。

オフサイトミーティングは、職場を離れて行うミーティングである。

職場を離れて、気軽にまじめな話をする場として、社員からも好評だった。

社長の高橋はここにも手を打った。

社外で行うミーティングなので当然費用が発生していた。

その費用を会社持ちとしたのである。

社員からは一律1,000円を徴収する形とし、自ら参加しているという意思を忘れさせない仕掛けもあった。

オフサイトミーティングが複数回行われる事で、社員同士が何を思っていたのかをお互いに理解し始めた。

そこで社員が感じた事は、お互いの事を知らな過ぎたという事であった。

オフサイトミーティングの効果はますます広がっていった。

ついには会社の改善点に対する改善案の提案なども積極的に行われるようになり、会社運営のスピードがあがった。

星野はそのような話を聞いているうちに、わくわくして来るのを感じた。

「うちの会社でもそうなって欲しい」

「きっと出来ない事はない」

「でも、まず何から始めよう・・・」

そんな相談をエナジーコンサルタントの太田にしたのだった。

帰って来た答えは、「まず社員同士が本音で話せる状態にならなければなりません」だった。

星野は途端に先行きが暗くなるのを感じた。

星野自身、会社生活をうまく過ごしていきたいと思っていた。

うまく歩調を合わせる事で周囲に合わせる。

たまには自分にとって不都合な事であっても、仲を壊したくないという感情を持ち、不本意ながら対応するといった事もあった。

星野自身は自分でも自覚する「八方美人」だったのである。

そんな自分がとても本音で語る事なんて出来る訳が無いと思ってしまった。

「これはまずいな」

「とても無理だ」

星野が思った事である。

星野はしばらく、見た目は平穏な会社生活を送っていた。

見た目はと言うと聞こえはいいが、臭いものには蓋をするといった行動の方があっていたのかもしれない。

そんな時、菅野から電話が鳴った、「今度、時間をいただけますか」。

菅野は部署は違うものの、星野が主催する忘年会などに毎年呼んでかわいがっていた後輩の一人だった。

(続く)



「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。


保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。

また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

メール info@irodori-pro.jp

HP https://www.fuudokaikaku.com/

お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 





現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。

※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)

・ここのところ、資金繰りが不安定だ

・よくわからないが売上げが減少している

・自社の状況を客観的に把握したい

・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい

・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。

彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」

というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。

お気軽にご相談下さい。

当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。

どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。

→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自ら動き出す組織 保育園編⑥ ~そういう事という思い込み~

2018-02-22 07:55:34 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。

このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



つまり、会社には動かす側の人間がいて、それを実直に実行する人間が存在する。

ピラミッドの頂点には社長がいて、その指示に従っていく事が良い社会人であると。

エナジーコンサルタントのアプローチは多種多様で楽しいものだった。

右腕研修や、社員が自主的にQC運動を始めた会社や、安全対策、職場環境づくり、などなど社員が自ら考え行動し、変わっていった会社などの見学もたくさん経験出来た。

訪問する会社では星野は積極的に情報交換をする事にした。

九州の電気設備会社においては、親会社から4年毎に社長が送り込まれていた。

つまり、4年毎に方針も変わるという事で社員たちはうんざりだったのだ。

それこそ、今まで良しとされていたことがダメで、悪いとされていたことが良しとされる事も日常行われていたのである。

また、親会社から送り込まれて来る社長のモチベーションも高く無く、会社の売り上げだけに注目しており、それに付随するであろう、社員のモチベーションなどは全く無視されていた状態だった。

幸い、地元でも優良企業という事で退職者が出たとしてもすぐに補充できる事から人事部も大きな問題を抱えることが無かった。

そのような中、高橋が社長として赴任してきたのである。

高橋がすぐに行った事は全社員との面談であった。

そこで社員が感じている不満や会社に対する期待を聴いてまわったのである。

(続く)



「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。


保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。

また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

メール info@irodori-pro.jp

HP https://www.fuudokaikaku.com/

お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 





現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。

※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)

・ここのところ、資金繰りが不安定だ

・よくわからないが売上げが減少している

・自社の状況を客観的に把握したい

・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい

・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。

彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」

というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。

お気軽にご相談下さい。

当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。

どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。

→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自ら動き出す組織 保育園編⑤ ~星野の経験②~

2018-02-21 08:27:38 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。

このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



星野が個人事業主として設立したハピネスは経営コンサルタント事務所である。

財務支援と人材育成支援を主な業務としていた。

特に、人材育成支援には並々ならぬ高いモチベーションがあった。

それは以前所属していた会社で風土改革を先導し、社員が自ら動き出すのを目の当たりにしていたからだ。

その光景は、とても感動的であったのだ。

星野は覚悟を決めた。

「これからの職業人生は風土改革にかけてみよう、後ろ向きなエネルギーが、逆に向かうと、こんなにも前向きなものとして、大きな広がりを持ち、社員が生き生きとしていくのだから」星野は心で決めたのだった。

そんな星野でも、もともと風土改革が職場を良くしていくという認識を持っていなかった。

もっと言えば、そのような手法を知らなかった。

次期社長と目されていた人物が、会社の状態を憂い、会社を変えなければならないとの思いから、新進気鋭のエナジーコンサルタントにコンサルティングを依頼したのが、きっかけだった。

星野はエナジーコンサルタントが主催する数々のセミナーに派遣されたのだった。

そのセミナー内容には度肝を抜かれた。全て、ワークショップの形をとり、何か教えてもらうというセミナーではなく、参加者同士が感じた事をシェアし、自分の学びとする、自分の言葉一つで相手がどのように反応するかなどを感じる良い経験となった。

このような体験は社会人となって初めてだった星野は感銘を受けた。

「うちの会社ではこんなに前むきに議論をしたことないな。いつも、後ろ向きな話だけだし、上司に面と向かって自分の意見を言うなんて事はないしな。会議でも発言をしようものなら、ギロっと睨まれるしな。」

星野は気づいた、自分の社会人人生の中で話し合いを経験していなかったという事を。

話し合いという名目の会議はあったが、全て結論ありきで進むものだった。

自分の意見を挟む余地など全く無く、「会社ってそういうものなんだな。」と星野は理解していたのだった。



「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。


保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。

また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

メール info@irodori-pro.jp

HP https://www.fuudokaikaku.com/

お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 





現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。

※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)

・ここのところ、資金繰りが不安定だ

・よくわからないが売上げが減少している

・自社の状況を客観的に把握したい

・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい

・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。

彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」

というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。

お気軽にご相談下さい。

当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。

どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。

→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自ら動き出す組織 保育園編④ ~星野の経験①~

2018-02-20 09:29:47 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。

このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



園長の柳は具体的な提案を聞きたいと星野に伝えた。

そして数日後のプレゼンを受け、契約をする事にした。

すでに、柳の中ではハピネスの風土改革プログラムに対する期待は膨らんでいたのだった。

一方、星野はプログラム内容について検討を始めた。

ハピネスが提供できる内容はすでに伝えていたのだが、そこから【ふるさと保育園】に合った研修プログラムを構築していかなければならなかったのだ。

この時、星野は独立開業後約2年を迎えていた。

前職のサービス業では、営業職として入社し、商品をお客様にどのようにご理解いただくかを最初に学んだ。

その後4年間に渡り営業職で、人が人に商品を販売するという事を叩き込まれ、数多くの出会いを経験した。

そのような経験から社会でも、互いに目標に向かい努力するサッカーというスポーツが理想と出来る点にすぐに気づき、自分の中でサッカーの経験を生かしていく事にしていた。

次に経験したのが、経理業務だった。

この業務は営業職と比べ、毎日に変化が全くない事にとても退屈さを覚えた。

しかしその様な中で、受け身の自分を反省し、業務を改善する事で、時間短縮を実現したり、部署内でボトルネックとなっている人と人の交流に対して積極的に関わっていく事となった。

経理業務は本社の一部門として組織されていた。

結果、社内の全部署の人間とコンタクトが可能となり、様々な情報が集まって来ていた。

星野が感じた課題は、離職率の高さだった。

幸い業務改善により時間を生み出す事に成功していた星野はどうすれば離職率を下げる事が出来るかを考え、自分の頭では限界を悟り、様々な社外研修に出かける事とした。

このような活動は本社でも異端児扱いを受けたが、上司に星野の可能性を感じ理解している人がいた為に、稟議書を提出すると全て通してくれた。

こうして、月に15時間程の外部研修での勉強が始まった。

退職者から話を聞くと、離職の原因の一番は給料の納得感であった。

基本的に給料はお客様からいただく商品やサービスの結果であると理解していた星野は「なぜ当社の社員は給料を離職の理由にしているか」に疑問を持った。

なぜなら、自社の商品やサービスに絶対的な自信を持っていなかったからである。

それは営業時代に、何度となくお客様のクレーム対応をした経験からだった。

その多くは品質についてのものだったのだ。

「これは会社全体の課題である」星野はそう理解していた。

(続く)



「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。


保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。

また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

メール info@irodori-pro.jp

HP https://www.fuudokaikaku.com/

お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 





現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。

※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)

・ここのところ、資金繰りが不安定だ

・よくわからないが売上げが減少している

・自社の状況を客観的に把握したい

・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい

・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。

彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」

というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。

お気軽にご相談下さい。

当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。

どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。

→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自ら動き出す組織 保育園編③ ~風土改革への期待~

2018-02-19 08:05:00 | ビジネス
こんにちは、彩りプロジェクトです。

このブログでは、中小企業支援を目的に様々な情報提供を行っております。

少しでも皆様の経営のお力添えが出来たらと思っております。

彩りプロジェクトは経済産業省・内閣府 経営革新等認定支援機関(関財金1第492号)です。



「柳園長先生。それでしたら当方でおこなっている【風土改革プログラム】のご導入をご検討下さい。」

「園長先生もお分かりだと思いますが、組織では価値観が違うと働きづらいものです。しかも、その価値観は入園前にはわかりづらいので、先生同士が合う合わないは入ってからでないとわかりません。」

「また、最初は先生同士の仲がよさそうなのに、段々と関係が悪くなるなんて事はざらにあります。」

と星野は続けました。

園長の柳はわかりきった事を何を丁寧に説明しているんだろうといぶかった。

「では、星野先生はどのようにして課題解決をしていくんですか?」と真剣な表情で聞き直した。

「言葉で言うのはとても簡単に聞こえてしまうのであまり好ましいとは思いませんが」と星野は前置きをおいて、

「価値観が違う事を認める事、組織の価値観に統制する事の二点に注力する事です」

「その為のコミュニケーションスキルであったり、リーダーシップであったり、組織のマネジメントだったりするのです。」

星野はさらに続けた。

「先生同士の仲を取り持つためのコミュニケーションスキルといったものは、お互いを尊重するものではなく、WIN‐LOSEの関係を導き出すだけです」

「そのような関係では、信頼は生まれずに、コミュニケーションを良くする事なんて実現する訳がありません」

柳はなるほどと感心してしまった。

保育園といえども人間教育の場で長年勤めてきた自負はある。

そのような自分でもどのように解決に向かえば良いかは道筋を示せないでいたのだった。

外部のリソースに頼るものの、ありきたりなリーダー研修や、コミュニケーション研修では、受講した先生の力になっているものの、本質的には、理解がされておらず、保育園の中で活用されているとは感じられないでいたのだった。

(④へ続く)




「リーダーシップ研修」、「未来を創るワークショップ研修」等、各企業の課題に合わせた研修をご提案差し上げます。

経営の根幹は「人」です。働く人次第で成果が変わります。自分事で働く社員を増やし、価値観を同じくし働く事で働きがいも増します。

彩りプロジェクトでは、製造メーカー、商社、小売業者、社会福祉法人、NPO法人等での研修実績があります。

研修と一言と言っても、こちらの考え方を一方的に押し付ける事はしません。実感いただき、改善課題を各自が見つけられる様な研修をカスタマイズしご提案しているのが、彩りプロジェクトの特徴です。


保育園・幼稚園へご提供している研修【私の保育園】【私の幼稚園】は大変ご好評をいただいています。

また、貴社に伺って行う研修を35,000円(2h)からご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

メール info@irodori-pro.jp

HP https://www.fuudokaikaku.com/

お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 





現在、経済産業省では「経営改善計画策定支援事業」を行っており、金融支援を必要とする企業の経営改善計画書を策定する際の費用の2/3補助があり、上限は200万円です。

また、「早期経営改善計画策定支援事業」は、同様に策定する際の費用の2/3補助があり、上限は20万円です。

こちらの「早期経営改善計画策定支援制度」は金融支援を要しないものですので、容易に取得しやすいのが特徴です。

メリットとして、金融機関との信頼関係を構築する為の制度としては有用です。

なぜなら、経営内容を開示する事、計画進捗のモニタリングを金融機関に報告する事は、金融機関が企業を評価する際に「事業性の評価」をしやすくなります。

金融機関は担保に頼らずに融資するには、「事業性の評価」が不可欠です。

「事業性の評価」とは、金融機関がその企業の事業を理解する事です。

「事業性の評価」に積極的な金融機関とそうではない金融機関がありますが、これからの金融機関とのお付き合いの仕方として、有用な制度となりますので是非ご利用下さい。

※このような方(会社)におすすめです。(中小企業庁資料より)

・ここのところ、資金繰りが不安定だ

・よくわからないが売上げが減少している

・自社の状況を客観的に把握したい

・専門家等から経営に関するアドバイスが欲しい

・経営改善の進捗についてフォローアップをお願いしたい

この補助金を利用するには、経営革新等認定支援機関の支援が必要です。

彩りプロジェクトは認定支援機関です(関財金1第492号)

経営革新等支援機関とは、「経営改善、事業計画を策定したい」「自社の財務内容や経営状況の分析を行いたい」「取引先、販路を増やしたい」「返済猶予、銀行交渉のことを知りたい」

「事業承継に関して、代表者の個人補償をどうにかしたいんだけど・・・」

というお悩みを始め、中小企業経営者を支援するために国が認定した公的な支援機関の事です。

お気軽にご相談下さい。

当、彩りプロジェクトでは30分無料相談を実施しています。

どのような支援が受けられるのかだけでも、一度お聞きになって下さい。

→ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/

HPの申込フォームから(こちらから)どうぞ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする