佐藤功の釣ったろ釣られたろ日誌

釣り・釣りの思い出・釣り界のこと・ボヤキ.etc

大阪府内水面漁場管理委員会 

2011-03-20 12:46:13 | 日々の思い

3月16日、大阪府内水面漁場管理委員会が谷町のホテルプリムローズ大阪の2階羽衣東の間にて開催されました。

 

議題

コイヘルペス病まん延防止のための委員会指示について

 

委員会は漁業法の規定によりコイヘルペス病まん延防止の指示をどうするかの事について審議し、昨年に引き続いての発令をすることにした。

 

続いて協議会が行われて、

「大阪湾沿岸域におけるアユ稚魚の出現状況」と題して大阪府水産技術センターの大美博昭氏が現在の状況について話されました。

 

1つの計画として水環境の改善により大和川を100万尾の天然アユがのぼる都市河川にと言う計画でのイベントもあり、大阪湾沿岸域に果たしてアユの稚魚はどうなんだろうかという話。

 

そのアユの産卵が確認された場所として大和川の河内橋付近が上げられていました。大和川生まれのアユは大和川河口域で育ちそして大和川へと遡上する環境が必要と考えられると、新淀川で生まれたアユは新淀川で育ち遡上する。

 

アユの寿命は1年で半生を海で過ごします。このアユの産卵は秋で、ふ化までは10日から数週間(15度C前後で2週間ほど)。ふ化した小アユの大きさは5ミリから7ミリぐらいで大阪湾で育ちます。

 

そして春に海で成長した稚アユは川へのぼります。夏にアユはさらに上流にのぼり成長します。その秋に産卵して生涯を終えます。

 

このアユの遡上の一番の問題は川にある堰堤などで、アユが遡上できない様になってしまっている。それを今、アチコチで国土交通省が改良工事を進めているとの事のようです。

 

コメント
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