大阪はよく南とか北とかと言われて繁華街を区分していますが
私が現在住んでいる西区は、最近になってマンションが増えてきて住宅街の様子。
しかしひったくり等が一番多いなどと書かれていますがあまり感じたことはない。
生まれ育ったアベノは、田舎のおばさんから「なにか事件があればアベノがでてくるなー」と
よく話に出ていました。
その阿倍野には大きなアベノ斎場と墓地があり、その下には飛田新地がありましたが、
この墓地が曲者で泥棒した奴がすぐにこの墓地に逃げ込むのでよく話題になりました。
でも庶民的でたいへん住みやすい町でした。
今住んでいるところの西区阿波座のことが「月刊島民」という冊子に中之島から西の事が書かれていました。
この中之島は大川から別れた堂島川と土佐堀川とに挟まれた地区でその先で安治川となっていく、
この阿波座は、その以前、雜喉場(ザコバ)と呼ばれ、魚を扱う業者が多く集まっていてそのように呼ばれたらしい。
その先に江之子島と言われるところがある、ここが明治7年(1874年)に大阪府庁が移転してきた
と言う、その建物は西洋式建築として大阪で2番目に建てられたもので中央にドームがあり、玄関に菊の御紋があるので「江之子島政府」と呼んだと言う。
今は、この間私たち仲間で(サカナヘンの人たち)展示会を開いた「大阪府立江之子島文化芸術創造センター」という名で「大阪工業奨励館」の名前から変わっています。