石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

秋の長雨…困ったもんだ

2017年10月25日 | 畑から
今年は異常気象ですね。秋の雨が長すぎます。
ちょっとの晴れ間しか作業は出来ず、ラッカセイは収穫時期を逃してしまった感じになってしまいました。昨日は農園の利用者さんでいつもお手伝いをお願いしている方にラッカセイを一緒に掘ってもらいました。カラスに食べられてしまう9月中旬に始まり、週末に降る雨もありラッカセイの収穫適期を大幅に遅れてしまいました。どうなるかというと・・・・芽が出てしまうのです!中には腐ってしまうのです。

台風21号の大雨は私の記憶の中では経験したことのない大雨でした。長雨の後の台風だったので、いくら水はけのよい畑でも田んぼのように水をふくんでしまいました。水の流れる道も出来てしまい大きく深く土が流れてしまう場所も。来春の「のらぼう菜」も一部流れてしまいました・・・。

ラッカセイも水を含み過ぎた畑にはいつまでも置いておくわけにいかず、急いで収穫です。適期には葉を引っ張ればラッカセイもつながって収穫できるのですが、昨日は土の中を探ってラッカセイ探しをします。お二人の協力を得て収穫は完了。やっとカラスよけのテグスも片付け出来ました。カラスは多い時で30羽くらいが飛来します。どうしてこんなに多いのでしょう・・・。一時はほとんどいなかったのに。昨年の秋もかなりいたずらカラスに悩まされたので(玉ねぎの定植直後に苗を半分以上抜かれてしまった、収穫目前のブロッコリーや白菜のてっぺんを止まり木のように・・・など)今年は定植直後にはネット張ったり、寒冷紗は外さないようにするなど対策するつもりです。カラスのせいで仕事が増えたとぼやいていたところ、ご近所に鷹匠の方がお住まいなのでお願いして鷹のお散歩と練習場として来ていただく事になりました。カラスが鷹に驚いて、近寄らなくなる効果を期待。凛々しく大きい鷹は近くで見ると人間でも「おっ!」と思います。同じ鳥類なら驚き方は人間以上のはず。鷹も鷹匠さんもよろしくお願いします。

無事、ラッカセイも洗って水を切って太陽が出たら天日干しを・・・と思っていたら、庭にカラスが来てかごの中のラッカセイを食べていました。油断しました(涙)
今年は少ないですが、煎りラッカセイは本当に甘みがあっておいしいのです。楽しみに待っている方、しばらくお待ちください!
コメント
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